2020.05.08trainer's column
自宅でカンタンに出来るボイトレメニュー!-失敗例も解説!
「ボイトレに通うには時間もお金もかかる…」
「でも我流でやっていてもなかなか上達しない…」
できれば手間暇お金をかけず、歌が上手くなりたいですよね?
「じゃあ、何からやったらいいの?」
「正解が分からない!」
そんなアナタに、自分で練習できて、自分でチェックできるコツを伝授いたします!
申し遅れました。
私、谷本恒治ことジウコトモニタ、大阪のボイトレスクール、クリアボイスミュージックスクールでトレーナーをやっております。
「ボイトレの先生が“ボイトレに通わなくていい方法”を教えるの?」
ええ。教えます。
(「でもやっぱりプロに教わりたい!」って人は是非来てね…)
(実際にボイトレを受けてらっしゃる方も含め)自主練の重要なポイントを見落としがちなので、まず簡単にまとめておきます。
2.どうなれば正解かを理解すること
3.どうなれば失敗かを理解すること
目次(数字をクリックするとジャンプします)
1.しっかりと課題を決める
・どこを鍛えたいのか
・どこを改善したいのか
2.一日どれくらい練習すればいいか
・練習すればするほどいい内容
・過剰に練習しない方がいい内容
3.サビ
・一音一音丁寧に
・ファルセットの練習
4.Cメロ
・緩急をつける
・微妙なフォール
5.ラスサビ
・力を込めて盛り上がりを演出
・でも発声は丁寧に
・今度はミックスボイスで
6.動画も是非ご覧ください
7.最後に
1.しっかりと課題を決める
・どこを鍛えたいのか
例えば腕立て伏せ。
フォームを少し変えるだけで、大胸筋に効いたり、上腕二頭筋に効いたり、様々。
つまり、“どこを意識するか”だけで、同じメニューをこなしていても効果は全く変わってきます。
大ざっぱに。
2.輪状甲状筋(音程を上げる筋肉)
3.披裂筋(声帯閉鎖を強める筋肉)
ものすごいざっくりですが。
今自分がどんな発声をしているのか、何が悩みか、が明確になっていないと、地声を張り上げるクセがあるのに閉鎖をひたすら鍛える、みたいな、全く逆方向に行ってしまう可能性も。
・地声を張り上げてしまう→2.からやる
・声がひっくり返る→1.からやる
・話し声から裏声っぽい→3.からやる
などなど(あくまでも目安です)
これを意識するのとしないのとで、効果はまるで変わります!
・どこを改善したいのか
“強化”のと同時に“改善する”ということも重要です。
例えば輪状甲状筋を鍛えようにも、それを邪魔する力が働いていたり。
輪状甲状筋?披裂筋?という方は…
これまた大ざっぱに…
・顎の下が疲れてきた…→発声時に顎の下を触って固くなっていたらNG
・低音が出にくくなってきた…→喉仏を触って発声した瞬間に上がったらNG
・肩が凝ってきた…→壁にべったり張り付いて、発声時に頭が離れようとしたらNG
今度は上に出てきた輪状~、披裂~、と違って、『外喉頭筋』という筋肉群のチェック。
実は色々触りながらチェックできるので、是非やってみてください。
2.一日どれくらい練習すればいいか
・練習すればするほどいい内容
声を作る前の段階のトレーニング。
例えばブレスのみ(声を出さない)のトレーニングや、軽い(音域の狭い)リップロールなど。
“負荷をかけない発声チェック”であれば問題ないかと。
・抜くところは抜く
一方、“負荷をかけていく”トレーニング、“声を作っていく”トレーニングは、そこそこにした方がよいでしょう。
筋トレ的な要素もあるので、筋肉痛の状態で筋トレするとあまりよくないようなものですね。
音域を広げるトレーニング、声量をUPさせるトレーニングなんかは、3~4に一回、一回につき15分~30分を目安にしてください。
3.失敗しにくい練習をチョイス
・ブレストレーニング
超カンタン。
歯を閉じて「スー…」と息を吐きます。
少し強めに、揺れずに一定に吐き続けて、女性20秒、男性30秒いければなかなかのもの。
短く「スッ、スッ、スッ、」など、色々なバリエーションでやってみてください。
この時のポイントは、お腹を“動かさない”こと。
お腹がいちいちベコベコ動くのは失敗です。
・ハミング
ハミングは口を閉じて「ンー」ってヤツ。
よく、「ハミングで閉鎖を鍛える」と言われたりするけど、あくまでも“結果そうなる”というだけで、意図的に声帯を閉じる力を入れようとする必要はなし。
これは、できるだけ広い音域でやってください。
というのも、狭い音域(地声の音域だけ)でやると、声帯が固くなっていても気づきにくいので。
2オクターブくらい一気に行き来できればいいかな。
感じとしてはこんな「ンー」を。
この「スー」と「ンー」、どちらもそんなに音が大きくならないので、ご自宅でもできるかな、と。
自宅練習のもう一つの難点…
オカンに聞かれる!
というのもあると思うので…
4.最後に
この「スー」と「ンー」を使えば、練習パターンは実は無限にあります。
「今日は“ンー”でヘッドボイスを鍛えよう」
「今日は“ン、ン、ン、”で閉鎖筋を鍛えよう」
などなど。
是非色々試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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また、YouTube、Twitterでも歌い方、発声の解説やってますんで、是非そちらも覗いてみてくださいね。
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クリアボイスミュージックスクール
講師 ジウコトモニタ
☎ フリーダイヤル 0120-103-326
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