こんにちは。

大阪梅田のボイトレ・ボーカルスクール、クリアボイスミュージックスクールの三流ボイストレーナー、谷本恒治ことジウコトモニタです。

 

誰が三流やねん！

 

今回はみんな大好き(？)ミックスボイスについて。

ことあるごとに出てくる、この「ミックスボイス」とかいうカッコいい響きのヤツ。

一体何者なのか？

あちこちに色んな表現で書いてますので、色々見ていただければ。

目次

• ○  ミックスボイスが一発で出せる(かも知れない)方法がコレ
• ・押さえるポイントはこんだけ
• ・“裏声ではないけど”を狙う
• ○  改めてミックスボイスとは？
• ・本来は音程が上がると裏声になる
• ・“切り替えず”に“繋げる”
• ○  まとめ

ミックスボイスが一発で出せる(かも知れない)方法がコレ

上記の通り、ミックスボイスとは、“地声と裏声を繋ぐ声”あるいは、“地声から裏声に変わって行く通過点の声”という感じ。

なので、その通過点・繋がる部分を作ってみよう。

押さえるポイントはこんだけ

1. 低いところから裏声を使う


2. 中音域で止まる


3. 徐々に地声に切り替えていく

でふ。

「いや、簡単に言うけどっ！」
でふな…すません…

こんな感じでふ。

“裏声ではないけど”を狙う

アプローチの仕方によって色々だけど、ミックスボイスが上手く出せない人は、地声が強い傾向にあることが多い。
(逆の人すみません、また書きますので…)

なので、上の動画の練習で、コロッと地声に切り替わってしまう人は、“地声っぽいトーンになってきた”というもっと手前、“裏声ではなくなってきた”くらいで止めることを心がけてみよう。

案外上手くいったんじゃね？

改めてミックスボイスとは？

ここで改めてミックスボイスの定義だったりについて考えてみるでふ。
ある程度理屈を知っておいた方が、声帯がどうなっているかも分からずに
地声に裏声を混ぜる！
だと上手くいかんかも。

本来は音程が上がると裏声になる

輪状甲状筋(りんじょうこうじょうきん)という筋肉が声帯を引っ張って薄く伸ばしていくことで音程が変わるのね。
なんとなく、ゴムを引っ張るイメージ。

ゴムを引っ張ると薄くなるよね？

なので、薄い声帯が振動するので裏声になる。
(イメージ。実際にはそうでないけど、説明するとややこしいのでイメージでふんわり捉えてもらっておｋ)

なので、地声を張り上げてしまう人というのは、伸ばされないように頑張って無理している状態と言えよう。

そこに裏声を混ぜようとするのでコロッとひっくり返る。

なので、
初めから頑張り過ぎないのがポイント。

こんな感じでふ。

“切り替えず”に“繋げる”

なので、徐々に薄くなっていく＝徐々に裏声に近づいて行くワケ。
ゆえに、どこまでが地声でどこからが裏声というもんではない！

練習する時には、“混ぜる”とか“切り替える”のではなく、下から上まで一本に繋がった音という認識でやってほしいのでふ。

イメージしやすいのはこんな感じでふかな。

もう少し詳しく書いた記事でふ。よければご参照くださいまし。

まとめ

結局のところ、色んなアプローチ、練習方法があるので、ご自身が一番しっくりくる方法でよいかと、

と言ってしまえばミもフタもないが…

上がっていく方がミックスボイスの感覚を掴みやすい、下がっていく方が掴みやすい、というのもあるだろうしね。

なのでマンツーマンレッスンで、その人の反応を見ながら練習方法を提案することが大事なのでふな。

ご興味あれば初回体験レッスンなどもございますので、ゼヒ。