2021.11.03喉を開く、通る声を作るトレーニング
ボイトレでは口の開け方が大事!良い声、高い声を作りやすい開け方は?
ジウコトモニタ(谷本恒治) クリアボイスミュージックスクール代表 数多くのプロミュージシャンのボイストレーニングを担当し、 TVなどでも紹介される。 発声のメカニズムなど確かな知識に基づいた的確な指導で、 現在も全国各地から受講生が集まっている。 |
こんにちはこんばんは。
大阪ボイトレスクール、クリアボイスミュージックスクールのジウコトモニタです。
これまで多数のプロのシンガーさんを含め、15年間で1万人以上のボイストレーニングを担当してきました。
今回は正しい口の開け方、特に高音発声に適した口の開け方をご紹介したいと思います。
こんな方にオススメ
・声がこもった感じになる
・声が小さい
・高い声が出しにくい
大丈夫です!
少し口の開け方、舌の位置を工夫するだけでであなたの発声は激変します!
普段の発声トレーニングから常に意識しながらおこなってみてください。
今回のポイント
1.口を大きく開ける理由
2.理想の舌のポジション
1.口を大きく開ける理由
合唱団やオペラ歌手の方の映像を見ると口を大きく開けていますよね?
実はこれ、とても理にかなっている発声法です。
声帯で鳴った音は喉頭原音といい、ブザー音のような小さい音です。
それがその上の声道といわれる空間(喉の奥、口の中、“やや”鼻腔)で共鳴し、大きな音(声)になります。
ざっくりと、喉の奥をF1空間(正式名称ではありません)=第一倍音が生まれやすい空間、口の中をF2空間=第二倍音が生まれやすい空間となっています。
特に喉の奥の、声帯のすぐ上に喉頭室という場所があり、声帯~喉頭室とそこから上の空間の体積の比率が大きくなると高音を発声しやすくなります。
ざっくりと、口の奥をしっかり開けることで(喉頭室から上の空間を広くすることで)F1自体の周波数を上げることが可能になります。
※音響学的な話になるとややこしくなるので割愛…そして、やみくもに口を開ければいいというものでもないので要注意
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2.理想の舌のポジション
もう一つ重要になるのが舌のポジションです。
私たちは口の開け方と舌の位置の変化で発音を変えています。
場合によっては発声、特に声の音色に良くない影響を与えてしまいます。
例えば英語のRの発音。
舌を奥に引っ込めることでこもった音を作ります。
つまり、舌が奥に引っ込むと音色がこもってしまうのです。
この状態、非常によく見かけます。
筋肉は力が入ると収縮するようにできています。
舌が力むと収縮することで奥に引っ込んだり上に上がったりします。
理想は平べったく、下の歯の中にすっぽり収まっている状態です。
ただ、意識しすぎるとかえってギコチなくなったりすることもあるので、鏡を見ながら、さらに出している音色をしっかりと確認しながら練習しましょう。
参考までにコチラをご覧ください↓
実は意図的に舌を上げて発声するテクニックもあります。
このカラクリはまた別の機会に記事にできればと思いますが、スティービーワンダーなんかが使っているテクニックですね。
色々研究してみてください。
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舌のポジション、口の開け方については個人差があります。
口を開けようとすることでかえって力が入ったり、舌を下げようとしてかえってその力で喉頭蓋を押し込んでこもった音になってしまったり…
上にも書きましたが、まずは音色をきちんと聞く、音色が良くない時に「口の開け方は?」「舌のポジションは?」と、そこで初めて意識する、くらいで大丈夫です。
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