2019.08.20trainer's column
【ボイトレ】口の開け方で格段に声が良くなる!
こんにちはこんばんは。
大阪梅田のボイトレ・ボーカルスクール、クリアボイスミュージックスクールの谷本恒治ことジウコトモニタです。
誰が三流やねん!
今回は“正しいボイトレ法”について考察していきたいと思います。
(2020年3月15日改定)
まずは何と言っても、声は口から出るので、“口の開け方”について詳しく解説してみましょう!
目次
- ○ 「口を大きく開けましょう!」は間違ってると思え!
- ・声のトーンは声道の形に影響を受ける
- ・口を大きく開けることのデメリット
- ・口の開け方が声帯振動に影響を与える?
- ○ 口の開け方は表現力UPに不可欠!
- ・口の開け方はトーンの変化に役立つ!
- ・表情筋を使うことで口の中も広がる??
- ○ まとめ
- ・体験レッスンやってます
- ・遠方の方はオンラインで
- ・その他のお問合せ
「口を大きく開けましょう!」は間違ってると思え!
と、声を大にして言いたかったのですが、最近では大半のボイストレーナーさんが、
口を大きく開けるのは間違い!
とおっしゃってますね。。
今更僕みたいな三流が言わなくても。。
では、もう少し具体的に、なぜそんな悪の権化が蔓延したのか解説していきましょう。
声のトーンは声道の形に影響を受ける
声道(せいどう)なんて、何やら専門用語が出てきましたが、ようは、
声帯から上の空間
ということ。
細かい話は置いておいて、特に高音のエネルギーが生まれやすいのは、
声帯から喉頭蓋(こうとうがい)までの体積より、喉頭蓋から口の先までの体積が大きい状態とされています。
なので、口を大きく開ける、というのは理にかなっている。
が!
口を大きく開けることにはいくつかデメリットも生じるんだな。
口を大きく開けることのデメリット
デメリットは主に3つ。
①顎に力が入りやすい
②それにより発音(滑舌が悪くなる)
③息が漏れやすい(響かせにくい)
まず、口を大きく開けることで、余計に発音はしにくくなるよね?
[2種類のなまむぎなまごめなまたまごの動画がコチラ]
我ながら秀逸。
口の開け方が声帯振動に影響を与える?
では、試しに、「ハー」と「フー」で。
[「ハー」と「フー」でどっちが声が大きくなるかやってみた動画がコチラ]
おそらく、「フー」の方が大きな声になったんじゃあなかろうか?
あるいは、「フー」の方が“よく響いた”という体感を得られたのでは?
この原理はいたってシンプル。
音は壁に当たって跳ね返ることで大きくなる(共鳴)
なので、口を大きく開けることで、空間の体積を大きくしてやることはとても重要だけど、音が跳ね返る“壁”と作ってやることも重要。
「おーい!」と、遠くの人を呼ぶ際に、口元に手をやるよね?
あれは、“壁”を増やして共鳴させることを狙っている。
口の開け方は表現力UPに不可欠!
では、どのように口の開け方を工夫すればよいのか。
共鳴、滑舌、さらに、表現テクニックといった面からみていきましょう。
口の開け方はトーンの変化に役立つ!
口の開け方は、声のトーンのコントロールに役立つ。
いわゆる表情筋というヤツですな。
これらを使ったり、あえて使わなかったりすることで、声のトーンに変化をつけることができます。
こんな感じ。
もちろん、“明”には、表情筋をしっかり動かせることが条件となるので、普段からストレッチなどで柔らかくしておきましょう。
表情筋を使うことで口の中も広がる??
口角を上げることで、軟口蓋(なんこうがい・上あごの後ろの方)が上がりやすく、響きを作りやすい、というのはあります。
※特に中~高音域で声が大きく共鳴する部分がこの、軟口蓋という、上あごの奥のくぼんでいる部分。
つまり、口を大きく開ける=軟口蓋辺りを広く使うとも言える。
やみくもに、ただ口を大きく開ける、が、体の構造上正しいことばかりではないことがお分かりいただけましたでしょうか?
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後も、間違えやすいボイトレ論的な記事を書いていきたいと思いますので、ブックマーク登録とかしてもらえれば飛び跳ねて喜びます。
是非レッスンの方も一度お試しくださいませ。
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