2020.03.17生徒さんの声
自宅でボイトレ!-簡単に出来る練習法を動画で解説!
「先生!自宅で出来るボイトレ法ってないですか!?」
あ、そんな簡単なコト?
もちろんあります!
大阪は梅田のボイトレスクール、クリアボイスミュージックスクールのボイストレーナー、谷本恒治ことジウコトモニタです。
こういう者です。
動画編集してて止めたらこんな顔になってますけど…😱 pic.twitter.com/6VCb0GJS5A
— 大阪ボイトレ クリアボイス (@clearvoicemusic) July 14, 2020
で、本題へ。
自宅でできるボイトレメニューは腐るほどあります!
が、以下の2点がとてもとても(西川のりお師匠風。知らんか…)重要。
自宅でボイトレ(自主練)をする時の注意点
1.大きい声にならないようにするべし!
2.目的に応じてメニューを変えるべし!
これがとてもとても重要(西川のりお師匠風)。
「えっ!?声は大きい方がいいんじゃないの!?」
と思ったアナタ、
浅い!
まあ、一つずつ見ていきましょう。[2020/07/15記事内容追加]
目次(数字をクリックするとジャンプします)
1.大きい声にならないように
・「声量」と「大声」は違う!
・大きい声を出さない練習のメリット
2.目的に応じてメニューを変える
・“今”の課題を明確にすること
・エクササイズの意図を理解すること
3.おすすめタイプ別メニュー
・張り上げ対策メニュー
・高音開発メニュー
・喉を開くメニュー
4.まとめ
1.大きい声にならないように
・「声量」と「大声」は違う!
「家だと大きい声が出せなくて…」
大丈夫。大きい声で練習する必要はありません。
(もちろん限度があるかと思いますが…)
ここで「声量のある声」と「ただの大声」の違いを。
2.ただの大声=力任せに押し出した声
この「大声」は、歌では全く役に立ちません!(聞いている人には耳障りな音です)
・大きい声を出さない練習のメリット
では、なぜ「ただの大きな声」になってしまうのか?
それは、ミックスボイスというものが大きく関係してきます。
ようは、音程が上がって行くにつれて、どんどん息の量が増えていく。
息の量が増えると、声帯は閉じようと頑張る。
閉じようと頑張ると筋肉は固くなる。
筋肉が固くなると音程を上げにくくなる。
音程を上げにくくなると頑張って息の力で持ち上げようとする。
息の力で持ち上げようとするほど、声帯は閉じようと頑張る。
と、風が吹けば桶屋が儲かる的なサイクルに陥るワケです。
基本的に、息の量と音程はほぼほぼ関係ありません!
なので、低音域から発声していき、息の量、声の大きさが変わらないように音程を上げていくことが、ミックスボイスの練習で重要になってくるのです。
2.目的に応じてメニューを変える
・“今”の課題を明確にする
もう一つ重要なのが、「その練習を何故やるのか?」ということ。
目的が分かっていなければ例えそれが素晴らしいボイトレメニューであってもなんの効果もありません。
「ただ素振りしているだけでは野球は上手くなりません。腕が太くなるだけです」
これはミスタータイガース、掛布さんの名言。
今、自分に足りないものは何か?
自分はどんな風に歌いたいのか
これが明確にあった上で、エクササイズをチョイスすべきなんです。
・エクササイズの意図を理解すること
目的、目標が定まったら(これは一時的なもので大丈夫)、“そのエクササイズで何を得られるのか”を意識しないといけません。
例えば「マン(mum)」という、超スタンダードな発音でのエクササイズがあります。
これ一つでも意識することは様々。
・鼻腔共鳴を作る→閉鎖を意識し過ぎないことが最重要(と、真逆の意識になります)
・ミックスボイス→広いレンジ(音域)での練習
・高音強化→2ndブリッジ辺りの反復
とまあ、こんなにも違うんですね。
これを誤ると、ただ腕が太くなるだけの素振りで終わってしまいます。
3.おすすめタイプ別メニュー
・張り上げ対策メニュー
発声のタイプは千差万別なので、一人一人微妙にメニューも変えるべき。
ですが、あくまでも大筋のガイドラインとしていくつかご紹介しておこうと思います。
まずは張り上げタイプ。
レジスターリング(ブリッジの移動)が遅い傾向にあるかも知れません。
このタイプの人の練習ポイント
・声帯にテンションがかかりにくい柔らかい発音
・ブリッジで立ち止まらない音域の広いスケールを使用
という感じ。
・高音開発メニュー
高音で裏声っぽくなる、といった人向け。
上のタイプとは逆に、レジスターリングを遅めるようなエクササイズが必要です。
このタイプの人の練習ポイント
・声帯がくっつきやすい発音
・ブリッジ付近を繰り返すようなスケールを使用
という感じ。
・喉を開くメニュー
上のエクササイズをやり続けると、喉が締まるリスクもなきにしもあらず。
なので喉を開く練習も時折混ぜながらやれればベスト。
高音で喉が締まると、響く空間(共鳴腔、特に咽頭)が狭くなり、声が細くなります。
このタイプの人の練習ポイント
・声帯が分厚く合わさるような発音
・ブリッジ付近を行き来するスケールを使用
という感じ。
4.まとめ
どれが正解という訳ではなく、
喉が締まっているな…→3つ目の練習
喉を開く練習しすぎてぞペラ歌手みたいになったな…→2つ目の練習
といった具合に、グルグルその時の目的、状態に応じて練習してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よければ是非シェアしてください。
また、YouTube、Twitterでも歌い方、発声の解説やってますんで、是非そちらも覗いてみてくださいね。
対面レッスンご希望の方はコチラ
オンラインレッスご希望の方はコチラ
オンライン会員ならさらにお得!
クリアボイスミュージックスクール
講師 ジウコトモニタ
☎ フリーダイヤル 0120-103-326
(受付時間13:00~21:00、レッスン中は出られない場合もございます。ご了承ください)
✉ clearvoicemusic@gmail.com
<SNSフォローお願いいたします!>
Twitter
YouTube
New Article
Archive
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月