2023.05.08音痴改善
音痴な人、音程が上手く取れない人が実は最初にやらないといけないこと
音痴や音程が上手く取れないことでお悩みの方は非常に多いと思います。
何を隠そう、僕は超音痴でした。
超音痴の特徴は…
自分では上手く歌えているつもり!(全く気付いていない)
つまり上の会話の子は、僕に言わせれば音痴ではないです。
僕は「どうもカラオケで歌ったあと、友達に気を遣われるな…」という友達のリアクションで「自分はおそらく音痴なんだろう」と気づきました(笑)
そんな音痴な僕がボイストレーナーにまでなれるんですから、世の中分からんもんです。
今日は音痴の方がまず最初にすべきトレーニングをご紹介します。
ジウコトモニタ(谷本恒治) クリアボイスミュージックスクール代表 数多くのプロミュージシャンのボイストレーニングを担当し、 TVなどでも紹介される。 発声のメカニズムなど確かな知識に基づいた的確な指導で、 現在も全国各地から受講生が集まっている。 |
この記事で分かること
歌が上手くなるために必要な意識
すぐにできるカラオケ上達のための練習方法
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ボイストレーニングで重要なもの
ボイストレーニングの目的
「音痴」でググって、いきなり「ボイストレーニング」というワードを見ると何やら気が重くなりそうですが…
実はボイストレーニングの大部分は、あなた自身の本来持っているポテンシャルを素直に引き出してあげるものなんです。
「あなたの体は本来こんな風に作られていますよ」という動きを、体に気づかせてあげる、というものがボイストレーニングです。
「さて、まずは4回転アクセルから練習しましょう」とか、「基本はオーバーヘッドキックです」みたいなものではないのです。
(ここ、大きく誤解されている部分)
例えば「ボイトレ」でちょいとググればすぐに出てくる「腹式呼吸」。
「歌う時は腹式呼吸で!」なんてしょうもないことを言う輩がいるせいで、「腹式呼吸ができないんです…」なんてボイトレの門を叩く人が続出しています。
ヒトは日常から腹式呼吸で生命を維持してますから!
なので、「新しいことを覚えていく」よりも、「今使っている方法をさらに適切にする」のがボイストレーニングです。
発音と音程(音階)
そこで重要になってくるのが、発音、音程(音階)です。
ボイストレーニングでは、様々な発音を様々な音階(スケール)を使って練習していきます。
それは、発音の性質を利用して発声のフォームを整えていく、その時にどのようにすれば音程を取れるのかを体になじませていくという目的があります。
逆に言えば、ちゃんと発音ができてちゃんと音程が取れればボイトレは終了なんです。チーン
例えば「フ」という発音は、①息を吐く、②口をすぼめる、という発音です。
このことで、声門下圧を作り過ぎない(喉で息を受け止めすぎない)、喉が開きやすくなる、といった目的を果たします。
あるいは「ゲ」という発音。
「G」の音は声帯を分厚く合わせようとし、「エ」の母音は舌が上がることで喉頭を少し引き上げ、鋭い音色を作ることができます。
といった具合で、実は発音さえできりゃおkなんです。簡単!
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音痴な人、上手く音程が取れない人が行うべき練習
ぶっちゃけ、音程が取れるようにするのはちょい苦戦する(かも)
音痴に関しては正直原因がいくつかあり、個人差があります。
実は「耳が良い」ことが仇となり、上手く音程が取れない、というケースもあります。
音程の取り方に関しては、上記と矛盾するんですが、長期的なトレーニングを余儀なくされるかも分かりません。
気長にやっていきましょう。
まずはこんだけやってみよう
じゃあ、音痴の人、音程が上手く取れない人はまず何からすればいいのでしょう?
もう一度この記事の最初の方に戻ってみてください。
「ボイトレは発音と音程(音階)が大事」
そうです。
なので、音程はさておき、まずはとにかく発音をちゃんとする!
ということを意識して練習してみましょう。
そしてもう一つ。
音階(スケール)は作らなくていいので、
高い声を裏声で、低い声を地声で
この2種類の声で発音をしっかり作る練習をしましょう。
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具体的な練習メニュー
日本語は一度忘れましょう
というとなにやら難しいんですが、これは言語の性質の問題です。
たとえば「か」。
日本語は「か」一文字です。
が、英語では「Ka」と二文字です。
つまり、日本語には子音・母音の概念がなく、英語は子音・母音に発音が分けられます。
もう一つは動きです。
「おはようございます」と言ってみましょう。
おそらく、①そんなに息を使わない、②そんなに口を開けない、③そんなに舌や顎が動かない、のではないでしょうか?
これも英語ではs、f、など、めちゃめちゃ息を使う子音、rで舌を引っ込め、thで舌を前に出し、oで喉を開きます。
めちゃくちゃ息も使うしあちこち動かす言語なんですね。
なのでトレーニングの際は欧米人になったつもりで「コンニチハー」「トキオー」と発音しましょう。
具体的なエクササイズ例
ではいくつか紹介しておきましょう。
まずは「si」(スィ)と言う発音です。
覚えてますか?欧米人になりましょうね?
「シ」と言ってませんか?
She→シー
See→スィー
の後者です。
というのは、Sの子音は息の“タメ”があり、Shの子音は息を抜く発音です。
しっかりと「Si」で発音し、「S」の息の“タメ”を作りましょう。
この発音で「スィスィスィスィ…」と早口で言い続けます。
ポイントは、ずっと息を吐き続けることです。
「スィ、スィ、…」と途切れずにずっと「s-ーーーーー」、その中に音を入れていく感じです。
もう一つは、「Pa」という発音。
唇を閉じて“タメ”を作り、一気に破裂させます。
今度は母音が「a」なので、しっかりと口を開けましょう。
これは断続的に、一音一音“タメ”が作れていることを確認しながら「㎩、㎩、㎩、…」と発音します。
今回はこの二つだけにしておきます。
どちらも母音よりも子音の「息の音」の方が大きいくらいのつもりで、地声、裏声、とそれぞれおこなってください。
上手く行ったら…
上手く行ったら音階を作ってみましょう。
音階を作るんですが、そこまで正確じゃなくておkです。アカペラでもおkです。
「なんとなく上がってなんとなく下がれている」で大丈夫です。
それで「ドレミファドファミレド」の音階で「SiSiSiSi…」「PaPaPaPa…」で練習してみましょう。
その時に、①一番高い所で一番息を強く使う、②なんとなく音程を上げるにつれて響きが顔の上の方に上がっていく(つもりでおk)のを意識してください。
ここまで上手くいけば意外と音程を取る練習には取り組みやすくなっているはずです。
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まとめ
音痴や音程が上手く取れない人が最初にやるべきこと
何せ発音!
発音は「母音(動き)」と「子音(息)」(カタコト外国人で)
音程は「なんとなく」でおk
しこたまやってみましょう!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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講師 ジウコトモニタ
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