2025.08.31喉を開く、通る声を作るトレーニング
これって喉歌い?一瞬でできるチェック法と喉歌い改善方法

喉歌い/喉声って、あまりに漠然とした表現で、実際にどのような状態を指すものなの?なんて疑問に思ったりしません?
「思うように上手く歌えないけど、これって“喉歌い”なのかな?」なんて。
今回はそんな“喉歌い”のチェック方法と、具体的な“喉歌い”の改善方法をご紹介いたします。
【こんな方にオススメ】
・カラオケですぐに声が枯れる
・音域が狭く、声量もない
・声がすぐにひっくり返る、掠れる
あなたの発声を根本から変える大きなヒントがここにあるかも分かりませんので是非最後までお読みください。
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ジウコトモニタ(谷本恒治) クリアボイスミュージックスクール代表 数多くのプロミュージシャンのボイストレーニングを担当し、 TVなどでも紹介される。 発声のメカニズムなど確かな知識に基づいた的確な指導で、 現在も全国各地から受講生が集まっている。近年はボイストレーナーの 育成にも力を入れている。 |
“喉歌い”の定義
引っ掛かった状態
【“本来の”発声の正しい状態】
肺から空気が送られる→声門の間を通ることで声帯が振動し、“音”が生まれる→その上の空間(“声道”といいます)で反響(共鳴)することで音が大きくなる→舌、顎、唇などを使って発音を作り、“言葉”になる
【“喉歌い”の状態】
肺から送られた空気が声帯(喉)で滞る(引っ掛かる)ことで十分な息の流れが作られず、上の空間でも響かなくなる
つまり、本来“声”は声道で増幅させ、舌、顎、唇で発音や音色をコントロールするのですが、それを“喉”が一手に引き受けようとしてしまっている状態が“喉歌い”です。
“喉歌い”が起こる原因
【呼吸の不安定さ】
体(の筋肉)が固く、体のポンプ(横隔膜や肋間筋)を十分に使えていないため、呼気が滞ってしまう
そのことで“喉”で頑張って滞った息の続きを出そうとしている
【声帯の過緊張】
声帯は本来、空気が“通る”ことで振動し(パタパタとなびくような状態)、声道で共鳴する
それを「頑張ってここで声を作らないと…!」と声帯を圧着し過ぎている
イメージもありますが、英語圏の人が声がよく響いたり、歌が上手かったりするのは、英語という言語の発音の性質(口を大きく開ける、舌をよく動かす、息をたくさん使う、など)も影響しています。(日本人がシャイだというのもありますが)
なのでボイストレーニングでは“発音”に拘ることが重要。本格的なボイストレーニングはこちらで学べます。
“喉歌い”かどうかチェック
STEP1:s----
【英語の“S”の発音】
歯を閉じて「スーーー(声を出さずにSーーー)」と息を一定に吐いてみましょう
この状態を肺の底から口の先まで“息が繋がった状態”と覚えておきましょう
STEP2:ヒーーー(息のみ)
【英語の“hi”を声を出さずに】
“イ”の口の形(形だけです)の状態で「h----(あえて文字にするとヒーーー)」と同じ要領で一定に吐いてみましょう
上顎の前の方の固い所に息が当たる感覚があると思います
STEP3:ひひひひひ(高速)
【日本語の“ひ”でOK】
STEP2で作った「h---」の息を流したまま(肺の底から上顎まで息が“繋がった”まま)、高速で「ヒヒヒヒ…」と声を入れてみましょう
「ヒ」と「ヒ」の間にしっかりと上顎の前の固い所に息が当たり続けている状態、日本語の「ひ」がはっきりと言えている状態が、“喉を使っていない”状態です
どうでしょうか?上手くできましたか?「h」の音が大袈裟に聞こえるくらいが理想です。
“発音”は時に日本語を使わない難しいものもあります。本格的なボイストレーニングはこちらから。
“喉歌い”解消トレーニング
EX.1 ヒヒヒヒを様々なテンポで
先ほどの「ヒヒヒヒ」で上手く上顎に息が当たり続けなかった、喉に引っ掛かっている感触があった人は、ゆっくりなテンポから始めてみましょう。
h-----ひh-----ひh----(文字に表すとこんな感じ)
h---の息だけの状態をキープしながら“一瞬音を紛れ込ませる”というイメージです。
上手くいったらもう一度高速で「ヒヒヒヒ…」にチャレンジしてみましょう。
EX.2 ヒーーーー
「ヒヒヒヒ」がクリアできたら次は“音のまま伸ばす”練習です。
「ヒーーーーー」を伸ばしてみましょう。
あくまでも喉で踏ん張らず、“音がついただけで滞らず流れている”という意識、音も上顎の前の固いところに当て続けます。
EX.3 キーーーー
さらにそこに「子音」を加えてみましょう。
「k」の発音です。
上顎を舌で軽く弾き、「キ」と鳴った音を、同じく上顎の前の固いところに当て続けます。
上手くいかない人は「キーーキーーキーー」と、「k」の発音を断続的に入れて「上顎やで」を意識するようにしてみましょう。
この“息が流れている状態”、“上顎の前の固いところに当たり続けている状態”、これができるようになると発声はめちゃくちゃ安定し、響く声が出せるようになるので是非繰り返し練習してみてください。
練習用の動画(男女別key)もあるので是非ご活用ください。
やっぱり上手くいかない、逆にもっと難易度を上げたい、という方はこちらから。
まとめ
【“喉歌い”とは?】
肺の底から口の先まで流れているはずの呼気が喉で引っかかった状態
【“喉歌い”の原因は?】
体の固さ、喉の過緊張
【具体的な改善方法は?】
sーーー→h---(イの形で)と“息を流す”→そこに音を入れてヒヒヒヒ…→ヒーー→キーー
常に“息が流れている”、“上顎の前の固いところに当たっている”を意識
響かせるポイントは発音や高さによったり、練習方法も現状の発声の状態によって進め方に個人差は出てきます。
より本格的にトレーニングをしたい方は是非レッスン(対面/オンライン)へ。
指導方法を学びたいボイストレーナー、トレーナー志望の方はボイストレーナー養成スクールへ。
あなたの“本気”に出会えることを楽しみにしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
是非他の記事もご覧ください。
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クリアボイスミュージックスクール
講師 ジウコトモニタ
☎ フリーダイヤル 0120-103-326
(受付時間13:00~21:00、レッスン中は出られない場合もございます。ご了承ください)
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