2023.07.17喉を開く、通る声を作るトレーニング
たったこれだけで激変!【超簡単♪】喉を鍛えるトレーニング方法
どんなトレーニングをすればいいんでしょう?
今回はそのあたりを詳しく解説していきましょう
声を出すのに、喉の筋肉は必要不可欠。
でもめちゃくちゃ繊細に複雑に付いているので、ただやみくもに負荷をかければ痛めつけるだけで終わり。
方法によってはかなり危険なトレーニングもあるので要注意です。
今回は喉の筋肉を鍛える目的、具体的なトレーニング方法をご紹介していきます。
ジウコトモニタ(谷本恒治) クリアボイスミュージックスクール代表 数多くのプロミュージシャンのボイストレーニングを担当し、 TVなどでも紹介される。 発声のメカニズムなど確かな知識に基づいた的確な指導で、 現在も全国各地から受講生が集まっている。 |
この記事で分かること
・喉の筋肉ってどんなのがあるの?
・何故トレーニングが必要なの?
・どんなトレーニングをすればいいの?
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「喉の筋肉」って?
正式には「外喉頭筋」
外喉頭筋(がいこうとうきん)と言いまして、喉頭の外にある筋肉、ということになります。
喉頭(喉の軟骨)は関節で繋がっておらず、宙ぶらりんな状態です。
それを上から吊り上げる筋肉群、下から支える筋肉群によって首の中に納まっています。
外喉頭筋は何をしているのか?
実は外喉頭筋は、基本的には発声のためについている訳ではありません。
発声のためについている筋肉は内喉頭筋(ないこうとうきん)と言って、声帯を閉じたり引っ張って音程を変えたりしています。
内喉頭筋について詳しくこちらで解説してますので、是非併せてお読みください。
発声ではなくて、嚥下などにとても重要になります
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嚥下と発声は敵対関係!?
特に重要な外喉頭筋
喉頭の動きで一番重要なのが嚥下(えんげ)です。
私たちはご飯を食べないと死んでしまいます。
そしてご飯を飲み込む動きが嚥下です。つまり、嚥下ができないと人は生きていけないのです。
この嚥下をおこなうために使う筋肉には以下のよな筋肉があります。
- 顎舌骨筋
- 舌骨舌筋
- 咽頭収縮筋
挙げればキリがない(こともないんですが)ので、この辺で。
それでは試しに鏡を見ながらゴクンと唾を飲み込んでみてください。
なので喉を上げる筋肉は生きていく上で必要不可欠なんです。
喉頭のポジションについては長くなるので割愛して…
食事では喉を上げる筋肉は不可欠だけど、歌う時には使い過ぎると不自由になるんです
きちんと拮抗筋を使えないといけない
そこで重要になってくるのが、喉頭を引き下げる筋肉。
主に胸骨甲状筋、胸骨舌骨筋と呼ばれる筋肉です。
先ほど喉頭のポジションは長くなると伝えたのですが、簡単に…
- 喉頭が上がる…ある程度の声門閉鎖を助けるが、声道が狭くなる分響きは薄くなる
- 喉頭が下がる…響きはよくなるが声道が広くなる分音程を上げにくくなる
という感じです。
なのでどちらかに偏りすぎてもいけないのです。
とてつもなくざっくり言うと、
- 生きていく上で喉頭を上げる筋肉を鍛えることは必要
- 偏りすぎないように(ボイトレ的に)喉頭を下げる筋肉を鍛えることも必要
ということになります。
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具体的なトレーニング方法
喉頭を引き上げる筋トレ
めちゃくちゃ簡単です。
30秒間に唾を何回飲み込めるか、というのを毎日挑戦してみてください。
10回クリアできれば、喉頭を引き上げる(嚥下の)筋肉は使えています。
嚥下に必要な筋肉は加齢とともに衰えていきます。
すると食べたものが上手く飲み込めず、誤嚥をし、肺炎を引き起こします。
私たちの死因で誤嚥性肺炎が多いのはそのためです。
先述の通り、生命を維持するために不可欠な筋肉なので頑張って動かしましょう。
喉頭を引き下げる筋トレ
次はボイトレ的に必要な喉頭を引き下げる筋肉です。
胸骨甲状筋と咽頭収縮筋にフォーカスしてみましょう。
胸骨甲状筋は喉仏を下げる運動をしましょう。
これは最初は(特に女性は)なかなか難しいかも知れませんが、初めはベロの力で喉を押し下げる動きを使ってみましょう。
最終的に発声でベロが影響を与えるのはよくないんですが、喉頭を動かすトレーニングとしてなのでOKです。
次に咽頭収縮筋ですが、これは実はえずく(嘔吐反射)が一番効率が良いのですが、健康上よくないので、なんとなくえずいた時のことを思い出して口の奥を拡げて「えずく手前」、あるいは「えずくフリ」をしてみてください。
僕が若い頃は「一日一回えずきなさい」と教わったのですが(なんちゅう指導や…)、胃液が上がってきて逆流性食道炎を引き起こすリスクがあるので、「フリ」ができるのが理想です。
ベロの筋肉
ベロそのもの(舌骨舌筋)は外喉頭筋ではないのですが、嚥下にも発声にもめちゃくちゃ使う筋肉なので、しっかりトレーニングしておきましょう。
ベロのトレーニングは二つ
1.思いきりアッカンベーをする
2.口を閉じて歯の外側をグリングリン舐め回す
これだけでOKです。
例えばカラオケ前にこれらをやるだけでも劇的に声は出しやすくなりますよ。
さらにボイストレーニング的な方法はこちらでも紹介してますので、是非併せて読んでみてくださいね。
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まとめ
・外喉頭筋を鍛えることはとても重要
・嚥下と発声に使う動きは全く逆なので厄介
・ゴクン、えずいてアッカンベーでOK
ストレスなく歌って、健康的に美味しくご飯を食べるためにも、喉の筋トレはしっかりおこないましょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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