2020.11.27ミックスボイストレーニング
ミックスボイスがなかなか出来ない人、これやってみて!(特に張り上げる人)
こんにちはこんばんは。
大阪梅田のクリアボイスミュージックスクールのボイストレーナー兼代表、ジウコトモニタです。
↓今回のテーマはコチラ↓
ミックスボイスがなかなか出来ない人、これやってみて!(特に張り上げる人)
これでミックスボイスの概念がガラリと変わり、すぐに「あれ?出来た・・・!」となるかも分かりません。
是非最後までお読みください。
「偉そうに、お前誰やねん!」という方もいらっしゃると思うので、簡単に自己紹介しておきます。
ジウコトモニタ
ボイストレーニング歴15年、クリアボイス創業10年弱
これまでメジャーアーティストやTVタレント、芸人、アナウンサー、ラジオパーソナリティなど、声を使う仕事で活躍される方のボイストレーニングを数多く担当
その中で培ってきたノウハウで「僕にしかできないレッスンスタイル」を武器にクリアボイスミュージックスクールを立ち上げ、大阪で不動の人気を誇るスクールとなる
最近ではボイストレーナーの育成にも力を入れている
という感じで、ボイトレで失敗したくない人、あるいはすでに一度失敗している人は是非こちらのブログをお読みください。
では本題に入っていきましょう。
今回のポイントはコチラです。
今回のポイント
・結論、「マー」で音程が上がるにつれ徐々に声を薄めていく
・その分体で息を支える意識が必要
・そもそもの喉の使い方
・音程が上がるにつれて響きを上に
・どうしても上手くいかない時は・・・
それでは進めていきます。
結論、「マー」で音程が上がるにつれ徐々に薄めていく
この「薄める」という言葉はなんとも微妙なニュアンスなんですが・・・
特に「張り上げタイプ」の方は何が起こっているかというと、音程が上がるにつれ、声帯をどんどん分厚く使おうと力が入ってくるんですね。
なので、逆に音程が上がるにつれて薄めていく、弱めていく、という真逆な方法論で練習します。
勘のいい方なら、この段階で解決してしまうかも。。
解決したらどうぞこのタブを閉じてください。
その分体で息を支える意識が必要
これまで声帯を分厚くきつく使っていた状態を、薄める、弱める訳ですから、当然息漏れはしやすくなります。
息が出ていけば出ていくほど、声帯は「止めなきゃ!」と力が入るので逆効果。
その方法や具体的な止め方については下記参考記事を。。
[参考記事:喉が閉まる原因は意外なところにありました]
こんな動画もUPしています。
[参考動画:カラオケで楽に歌えるようになる腹式呼吸]
ミックスボイスにはかなり重要な要素になるので、しっかりと練習してください。
そもそもの息の使い方
そもそも、息を喉に当てない、というのを大前提に進めていきます。
これまた難しい表現ですが、簡単に言えば、“発音を作る場所を意識する”ということです。
例えば「マ」というと、「m」と「a」で成り立ちます。
この、「m」の音で、声帯を閉じやすくする動きをしてくれるのですが、これを喉で作るのではなく、唇の裏側に音を持ってくる(そのことで空気は出ていきにくくなる)ことで、声帯が“勝手に”合わさってくれる、というニュアンス。
このように“発音を作るポイント”を意識することで、喉で止める、喉を引っ掛ける、といった、いわゆる「喉歌い」を解消できます。
[さらに発声の仕組みについて詳しく知りたい方は・・・発声の全てが分かる!最強のボイストレーニング論]
音程が上がるにつれて響きを上に
こちらはイメージで大丈夫です。
※ただ、イメージは脳で繰り広げられ、筋肉に命令を出すのも脳です。
脳でイメージしたことは、体が再現しようとするので、案外イメージも大切です。
事実、共鳴腔というのは、声帯に近い方から咽頭(低音)、口腔(中音)、上咽頭腔(高音)の倍音成分が生まれやすいので、強めず押し出さず、響くポイントだけを移動させていくイメージで練習しましょう。
どうしても上手くいかない時は・・・
どうしても上手くいかない人は、「フー」でいってみましょう。
まずは音を出さずに息だけで「h-------(フ------)」と吐きます。
熱いおちゃを 冷ます感じです。
そして息を吐きながら、
「h----フ――――― -----フ―――――」と、断続的に声を出します。
※うーん、文字だと難しい。。
息―――――音息―――――音息-----音息―――――
という感じ。
チョイスするスケール(音階)
一般的にミックスボイストレーニングの入り口は1.5オクターブスケールですが・・・
[参考動画:1.5オクターブスケール男性用]
[参考動画:1.5オクターブスケール女性用]
あえての難易度高めで5トーンスケールで行ってみましょう。
[参考動画:5トーンスケール男性用]
[参考動画:5トーンスケール女性用]
このスケールは「ドレミファソダミレドー」なので、一番高い「ソ」の音に上がるにつれて、段々声帯を薄く使っていきます。
これで先ほどの、
・体で支える
・響きを上に
・喉に引っ掛けない
と共に意識出来ると、格段にレベルアップするはずです。
まとめ
では、まとめでおきます。
ミックスボイスの練習のコツは、
1.音程を上げるごとに声帯を薄く使っていく
2.その分体の支えはしっかりと
3.喉に引っ掛けず
4.響きを上に持っていくイメージ
で、「マー」で練習。
是非チャレンジしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
是非他の記事もご覧ください。
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