2020.11.11ミックスボイストレーニング
ミックスボイス必須知識!ブリッジ(換声点)で何が起こっているのか?
ジウコトモニタ(谷本恒治) クリアボイスミュージックスクール代表 数多くのプロミュージシャンのボイストレーニングを担当し、 TVなどでも紹介される。 発声のメカニズムなど確かな知識に基づいた的確な指導で、 現在も全国各地から受講生が集まっている。 |
ミックスボイスがいつまでたってもできない…
ブリッジで裏返ってしまう…
そういったお声が後を絶ちません。
そもそもミックスボイスってなんじゃらほい?という方はコチラを↓
今回は何故ミックスボイスが上手くいかないのか?
という永遠?のテーマを、科学的根拠に基づいて徹底解説していきます。
今回の記事で分かること
・ミックスボイスが出せない原因
・ミックスボイス練習で必要な意識
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「高音で裏返るんです…」の間違い
その手前で“何か”やってしまっています
以前このようなツイートを紹介しました。
ボイトレでブリッジってよく言うよね?
「ブリッジで声がひっくり返る」とか。声がひっくり返ったり、地声を張り上げたりする人は、実はたいがい2ndブリッジの事を意識しているのねん。
そのはるか前に1stブリッジがあるのねん。
ここ分かっておくだけでミックスボイスには劇的に近づくよ。ジウコ
— 大阪ボイトレ クリアボイス (@clearvoicemusic) November 4, 2020
つまり、高音で裏返る原因は、そこに差し掛かるまでに声帯を分厚く使い過ぎていることです。
改めてブリッジを理解
上で紹介した記事でも書いていますが、改めて、
ブリッジ(換声点)
男性=1stブリッジ…E4辺り、2ndブリッジ…A4辺り
女性=1stブリッジ…A4辺り、2ndブリッジ…D5辺り
つまり、男性でいうとE4を超えるとすでに地声ではないんです。
一般的な高音というとまさしく2ndブリッジ、A4辺り。
そりゃ無理があるのは分かりますよね?
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ポイントは1stブリッジの乗り越え方
もはやそこでも遅いくらい
しつこく、高音で裏返る原因はそこに到達するまでに声帯を分厚く使い過ぎていることです。
では、2ndブリッジではなく1stブリッジを気を付けないといけないの?
そうなんですがもうひと声。
もう少し手前で意識をしてみましょう。
当然、男性でいうとE4で急に地声がミックスになるワケではありません。
徐々にグラデーションがかかっていくはずです。
もしかするとC4辺りでもう「ちょっと地声というほどではなくなってきたね」かも分かりません。
練習としてはこんな意識をしてみましょう。
いっそ声を抜くのもあアリ
これは極端にファルセット!になるとまた違うのですが、これについてはまた別の記事にて…
ただ、地声を引っ張ってしまう(=TAに偏りすぎている、ブリッジの移動が遅い)場合、あまり声帯(TA)に負荷がかかりにくい状態でスムーズな低音⇔高音の行き来の練習をするのもアリです。
高音開発トレーニング☝️🏻
高音発声には輪状甲状筋の強化が必要なので、甲状披裂筋にテンションがかかりにくい発音で自然にヘッドボイスへ持っていくのが第一ステップ🐼 pic.twitter.com/JHkShWrCUs
— 大阪ボイトレ クリアボイス (@clearvoicemusic) November 4, 2020
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まとめ
それではまとめておきましょう。
ミックスボイスが出せない原因
・1stブリッジではなく、2ndブリッジでミックスへ移動しようとしている
・練習方法は早めのグラデーションを意識してTAに負荷がかかりにくい発音で
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
是非他の記事もご覧ください。
また、レッスンのお申込みも随時おこなっております。
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