2022.02.14ミックスボイストレーニング
ミックスボイスを地声っぽくする、地声感を強化するボイストレーニング
ジウコトモニタ(谷本恒治) クリアボイスミュージックスクール代表 数多くのプロミュージシャンのボイストレーニングを担当し、 TVなどでも紹介される。 発声のメカニズムなど確かな知識に基づいた的確な指導で、 現在も全国各地から受講生が集まっている。 |
こんにちはこんばんは。
大阪ボイトレスクール、クリアボイスミュージックスクールのジウコトモニタです。
これまで多数のプロのシンガーさんを含め、15年間で1万人以上のボイストレーニングを担当してきました。
今回はミックスボイスがなんか弱弱しい、もう少し地声っぽくしたい、という方におすすめな練習方法をご紹介します。
今回のテーマ
1.上の方で閉じる
2.それでいて鼻から息が抜けない
地声感を強めると喉に負担がかかりますが、この練習では適切に声帯の閉鎖、厚みを作る練習なので、喉の負担も少なく強い声を作ることができます。
1.上の方で閉じる
はぁっ!?イミフ。。。
と思った方も多いかと思いますが。
ようは「声帯を閉じる」という意識。
なんだけど、「声帯!」と思うと喉に力みが生じるので、あくまでもイメージですが、「声帯が上の方にあると思う」という感じです。
上顎をベロで塞いで、鼻から「フン」と息を吐いてみましょう。
鼻をかむ時の状態です(マジで実際に鼻をかんでください。じゃないとこれ、85%の人ができないです)
そのまま「フンー」と“鼻から音を出す”というイメージで発声します。
この段階では息はダダ漏れ、抜けに抜けてておk。
それができたら、今度は「フンーーーーンッ!」と止めてみましょう。
“鼻で閉じる”感覚です。
これができたらほぼゴール。
ちな、鼻腔共鳴は存在しないよん。詳しく知りたい方は今すぐお申込みを!
2.それでいて鼻から息が抜けない
上にもちょこっと書いてますが、鼻腔共鳴は存在しません。
正確には上咽頭と呼ばれる部分。
ただ、鼻腔と明確な境界線があるワケではないので、「多少鼻腔は共鳴する」という表現をするトレーナーさんもいらっしゃいます。
ちな、僕は生徒さんによって言い方を変えます。
オープンネイザル(開鼻音)の生徒さんには「鼻にいかないように!」と、
クローズネイザル(閉鼻音)の生徒さんには「鼻を狙おう!」と。
話を戻して。
実際問題、鼻に空気が抜けると発音ができなくなります。
鼻から息をフンーと吐きながら「あいうえお」と言ってみましょう。
多分「んんんんん」になるんじゃないかな。
このように、「あいうえお」と発音するためには鼻に空気がいかないようにする必要があります。
それが軟口蓋という部分(正確には口蓋帆、これも明確な境界線はない)
コイツが上がることで鼻に行く通り道を塞ぐのです。
なので、先ほどの「鼻で閉じた」音をもう少しイジってみます。
鼻をつまんで「ギャッ」と発音してみましょう。
鼻声にならなければおk。
鼻声になる人は鼻に空気が入ってしまっています。
鼻にいかないようにするコツは…
どうにか頑張る!
どうにか頑張って鼻声にならないように言えた時に、「そういえば上顎の奥が上がってるな…」と感じられるかと思います。
どうか感じてください…
この状態で上の方で鳴らすつもりで発音します(矛盾してますが…)
これが「上で閉じて」「鼻に抜けない」発声です。
なんだか鋭い音が鳴らせたのではないでしょうか?
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