こんにちは。

大阪梅田のボイトレ・ボーカルスクール、クリアボイスミュージックスクールの三流ボイストレーナー、谷本恒治ことジウコトモニタです。

 

年末年始のカラオケシーズン、1曲も歌わず乗り切るのは至難のワザ…

そんなアナタに、「カラオケが苦手でも乗り切れる曲」をご紹介。

歌が苦手な人がカラオケでやってしまいがちなミスと共に、むしろ、さもカラオケが得意かのようにふるまえる方法を伝授！

目次

• ○  苦手な人はアップテンポな曲を選べ！
• ・アップテンポを勧める理由
• ・バラードをチョイスすることで生まれるミス
• ○  キーで選ばず、高低差で選べ！
• ・高くても下げればいい
• ・高低差がある曲で生まれるミス
• ・(参考までに)自分にとって高い・低いが分からない場合
• ○  まとめ

苦手な人はアップテンポな曲を選べ！

「あれ？バラードじゃないの？」


そう思ったアナタ。

浅い！

アップテンポな曲を選ぶことによっていくつかメリットがあるのでふ。

アップテンポを勧める理由

テンポが早い曲を選ぶ理由は二つ。

1.一つ一つの音符は実は長くなる
2.みんなヤンヤと盛り上がって実はちゃんと聞いていない

例えば「リンダ・リンダ/THE BLUE HEARTS」

「ドーブーネーズミー」

2小節(いちにさんし、にいにさんし、)の中に5個しか音がない。

女性なら「夏祭り/Whiteberry」とか。

音符の数が少なくなる分、音も外しにくい。

そして何より、みんがタンバリン叩いたり「リンダリンダー」と合いの手を入れたりしてくれるので、ちゃんと聞いていない可能性が高い。

これで何とかしのげる(笑)

バラードをチョイスすることで生まれるミス

アップテンポの考え方の逆でふな。

ゆっくりになる分“余裕(隙間)”が生まれるので、メロディを遊びやすい

例えば「Lemon/米津玄師」

「ゆめなーらばーどーれーほどーよーかったでーしょーー」


めちゃめちゃややこしくない？？

そしてゆっくりな曲になると周りも盛り上げれないので、じっくり聞かれてしまう。

キーで選ばず、高低差で選べ！

「高い曲は避ける」
これもセオリーだけど、前編通してずっと高いのであれば、キーを下げればすむ話。

ましてや、カラオケが苦手な人にとって、どの曲が高いか(低いか)なんて分からないでふよね？

高くても下げればいい

実際に歌ってみないと、自分の声に合ったキーなのかは分からんよね？

まずは、歌ってみる→キーを下げる→歌う→下げる…
で、自分が心地よく歌える高さに調節するしかない。

カッコよく聞こえるには、「ギリ出せる」より－１、またはー２下げるのが良い。

高低差がある曲で生まれるミス

これは女子に多い。

「私、高い声が出ないから男性の曲を…」

実は男女のキーの違い(ざっくりと)はこのくらい。


・男子が出せる最高音+４～５が女性の最高音
・女子が出せる最低音-１オクターブ半くらいが男性の最低音


つまり、上は４つくらいしか変わらんのに下は１オクターブ以上違う。
そう、男性の方が音域は広いのでふ。

特にラルク、サザン、ミスチル、バックナンバー、etc…
これらのアーティストは男性の中でも高低差が激しい(基本的に女性には向いていない)

(参考までに)自分にとって高い・低いが分からない場合

個人差はあるけど、地声の最高音が

男子…G4
女子…C5

らへんにしておけた方がいいかな。

「GとかCとか分かんねーよ！」
という方のために…

「○○(曲名) 最高音」

とググると、たいていの曲の最高音が何かを、どなたかが教えてくれてるので便利。

一応…
C4、C#4(D♭4)、D4、D#4(E♭4)、E4、F4、F#4(G♭4)、G4、G#4(A♭4)、A4、A＃4(B♭4)、B4、C5
でふ。

なので、例えば、
「ひまわりの約束　最高音」
とググると
B♭4
と出てくるでふ。

なので、G4にしようと思ったら
「マイナス3」

ということでふな。

まとめ

1. テンポはゆっくりではなく早い曲を


2. 全体的な高さよりも高低差の少ない曲を

ちなみに、「カラオケ 歌いやすい」で検索してみたけど、検索に引っかかったサイトを見てみると、
「いやいや、俺でもムズいし！」という曲ばかり。

おそらく発声のしくみとか音域とかをあまりよく分かっていない方が書いているんだと思う。

上記のポイントは、三流なりにボイストレーナーが発声学的な視点で気づいた部分なので。


誰が三流やねん！

「自分の音域をちゃんと知りたい！」
「ごまかしじゃなくガチで上手くなりたい！」
という方はお気軽にレッスンにお越しくださいまし。

初回体験レッスン3,000円でし。