大事なのは、“何を”やるかではなく、
“どうやって”やるか、だ。

—ジウコ・トモニタ

 

 

なんか哲学者の名言っぽいでしょ？

 

でもこれ、マジで大事です。
何も考えずに、ただネットの情報を鵜呑みにして、ひたすらマンマンネイネイやってても発声は良くなるどころか、悪化の一途。

 

でも、実は一か所気にするだけで、発声が劇的に改善されるポイントがあるんです。
今回はそれをご紹介していきます。

 

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こんにちはこんばんは。

大阪梅田のボイトレスクール、クリアボイスミュージックスクールのボイストレーナー兼代表、ジウコトモニタです。

 

一応簡単に自己紹介しておきます。

 

ジウコトモニタ

ボイストレーニング歴15年、クリアボイス創業10年弱

これまでメジャーアーティストやTVタレント、芸人、アナウンサー、ラジオパーソナリティなど、声を使う仕事で活躍される方のボイストレーニングを数多く担当

その中で培ってきたノウハウで「僕にしかできないレッスンスタイル」を武器にクリアボイスミュージックスクールを立ち上げ、大阪で不動の人気を誇るスクールとなる

最近ではボイストレーナーの育成にも力を入れている

 

ということでボイトレ、ミックスボイスで失敗したくない人は是非他の記事もご覧ください。

 

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まず結論です。

 

今回の結論
・発声を悪くする要因は実はほぼ舌！
・ボイストレーニングとは「何もしなけりゃ声は出るよね」という、ただの“確認”
・なんちゃら呼吸とか、声帯の振動そのものに全く影響ありません

 

常々言いますが、ミックスボイスというのは、特殊な訓練を乗り越えた特別な者だけが手に入れられるものではなく、「声帯って本来そうなっているよね？」というだけのこと。

 

つまり、ミックスボイスが上手くいかないというのは、「わざわざミックスボイスを出せないように体を使っている」と言えます。

 

その最たる部分が舌。

 

もう少し詳しく解説していきます。

 

舌骨上筋群

何やら難しい言葉が出てきましたが、文字通り舌の骨の上の筋肉達です。

 

舌骨上筋群
・顎舌骨筋
・顎二腹筋
・オトガイ舌骨筋

詳しい筋肉的なことを知りたい方、ボイストレーナーの方、あるいはトレーナーになりたい方は、noteに詳しく書いた記事があるのでそちらをご覧ください。

 

note関連記事：発声の邪魔をする外喉頭筋

 

ここでは超ざっくり、「舌の根っこの筋肉」と表現させていただきます。

 

こんな感じで練習するだけです。

 

そしてこの「マン(Mum)」という発音。
非常に便利な発音でして、Ｍという子音である程度の息の流れを制限する(＝自然に声帯が振動しやすくなる)、多少の鼻腔の振動(共鳴ではないです)を感じ、ボイスポジション(発声しやすいポジション)を作る、という狙いがあります。

なので、あくまでも「くっつけにいく」ではなく、「発音の性質上そうなってしまうよね」という感覚で、チェストボイス～ヘッドボイスを一気に行き来することで自然なミックスボイスのバランスを見つけることができます。

 

生徒さんにもレッスンで常々言っていますが、リップロールとMum、この二つを「完璧に」言えたら他に何の練習もいりません。

多分。

 

初めは上手くチェストボイスとヘッドボイスが繋がらないかも分かりませんが、根気よく続けてみてください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

是非他の記事もご覧ください。

 

また、レッスンのお申込みも随時おこなっております。

オンライサロン[Umi Manati]でも発声のお悩み相談を受け付けております。

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