2019.05.03trainer's column
【カラオケ上達】歌がグッと上手くなるリズム練習【ボイトレ】
こんにちは。
大阪梅田のボイトレ・ボーカルスクール、クリアボイスミュージックスクールの三流ボイストレーナー、谷本恒治ことジウコトモニタです。
誰が三流やねん!
さて、ノリツッコミがバッチリ決まったところで。
今回は、「リズム」のお話。
案外、
「音程よりもリズムが気になる…」
という声をよく聞くんだな。これが。
きっと同じお悩みを持った方も多いかと思うんで、リズムのお話、練習法をご紹介。
目次
- ○ 何故リズムが重要なのか?
- ・実は人はリズム感に長けている?
- ・歌うまの条件
- ○ どんな練習しましょ?
- ・メトロノーム使うから上手くならねんだよ!
- ・裏拍とか言うから上手くなんねんだよ!
- ・これだけ把握すれば他はいらない。
- ○ ポイントをおさらい
何故リズムが重要なのか?
歌の上達への近道は間違いなくリズム練習。
カラオケやライブで上手く聞かせるには、実は音程よりもリズムが重要です。
なぜリズムが重要なのか?
どんな練習をすればいいのか?
そんな超絶ウルトラ役に立つお話を、全国3人のジウコファンだけにこっそり伝授。
実は人はリズム感に長けている?
どういうことか?
一番は時計。
確実に一定に1分間に60回、一秒を刻んでいく。
つまり人は、一定のリズムで進む時間を、物心ついた頃から体感しているのね。
車を運転する人。
運転中(特に夜)に眠くなること、ない?
おそらくその時、車で音楽をかけているのでは?
そう。
車で聞く「プロ」が作った正確な音楽(正確なリズム)が、心地よくて眠くなってくるのね。
これは、胎児の頃に母親のお腹のなかで母親の一定の鼓動を聞いているから、一定のリズムを聞くと安心するのね
多分!
なので、少々の音程の狂いよりも、少々のリズムの狂いの方が人は気になるのね。
「今、テンポが2早くなったよね?」
「もう少し前ノリだよね?」
とか言うことではなく、感覚的に、
「なんかしっくりこない…」
と感じるワケ。
なので、聞いている人を納得させようと思うと、リズムの練習は欠かせないのでふ。
歌うまの条件
他の記事にも書いているけど、歌うまの条件…
- 音程が正確
- リズムが正確
- 発音(発声)が綺麗
つまり、全体の1/3のウエイトを占めているのね。
それでいて、上述のように、音程に関しては、実はリズムが良くて発音・声の音色が良ければ少々はごまかせる。
なので、実際には1/3以上のウエイトを占めると言っても過言ではないのでふ。
どんな練習しましょ?
「じゃあ一体どんな練習をすればいいのさっ!?」
実はめっちゃ簡単。超原始的。
何も難しい知識や楽器の経験なんかはいりませぬ。
さっそくやってみよう。
メトロノーム使うから上手くならねんだよ!
よく、「メトロノームを使って…」とか言うよね?
ちなみに僕、メトロノームを使った練習をしたことありません!
何やったら、今もメトロノームを持っていません!(アプリもインストールしてません!)
好きな曲聞きながら練習すりゃあいいんだよ!
だってその曲、メトロノームに合わせてレコーディングされてるんだもん。
絶対音感って言うでしょ?(そんなもん存在せんが、便宜上…)
何かと比べて相対的に音程を把握するのではなく、単体でその音を聞いて「ド」だの「レ」だのってアレ。
それ、いる?
カラオケを聞いて相対的に音を判断して歌ってるでしょ?
リズムも同じ。
メトロノームで、BPM=80で練習する。
それ、いる?
何もなしで「はい、BPM=80で手拍子してみて!」と言われる場面なんてないっしょ?
つまり、その曲のテンポがナンボであれ、合ってりゃいいんだから、だったらその曲に合わせて練習すりゃ済むよね?
なので、好きな曲に合わせて、手を叩く、体を揺らす、足踏みする、でOK。
Beats Per Minuteの略。
つまり、「一分間に何回4分音符を打つか」(4分音符については後述)
時計の針は一分間に60回打つので、BPM=60
裏拍とか言うから上手くなんねんだよ!
もう一つよくあるのが、「裏拍を意識して」というアレ。
そりゃ、アンタはできるからそう言えるんだよ!
表拍が取れてないから苦戦してるのに、より難しい裏を練習させてどうすんだよ!
と。
アナタの好きな曲(最初はゆっくりなバラードとか)を聞きながら、頭の中で、
「いち、に、さん、し、」
と数えてみよう。
次に、数えながらそれに合わせて「利き手」で太ももを叩く。
数は必ず4つずつで数えるのだ。
当然、「いち、に、さん、し、」に対して、太ももを4回叩いたと思う。
これを4分音符という。
つまり、四分音符とは、「いち、に、さん、し、」(これを一小節という)の中に4つ音が入るもの。
では今度は数え方を、
にしてみよう。
文字をみてもらうと分かるように、一小節の中にひらがなが8文字になったと思う。
これに合わせて太ももを叩くと、一小節の中で8回太ももを叩く。
これが8分音符。
※ここまでは全部「利き手」でやってほしい。
では次。ちょいと難しくなる。
「利き手」で一小節に8つパンパン太ももを打ちながら、その「パン」」と「パン」の間に、「反対の手」で太ももを叩く。
ややこしいが、仮に右利きだとして、
「い」で右手、左手、「ち」で右手、左手、と叩く。
つまり、「いち」で「パパパパ」と四つ(右、左、右、左、)と太ももを叩く。
で、「しい」までで合計16回太ももを叩く。
これが16分音符という。
これだけ把握すれば他はいらない。
よほどのことがない限り、メロディーは、4分、8分、16分のいずれかの組み合わせで成り立っている。
(ギターソロとかだと32分とか出てくるけど)
つまり、
16分音符で太ももをパタパタすると、メロディーは必ずどちらかの手を叩いた箇所に入っている
で、結果、利き手と反対の手を打った箇所が裏拍というだけ。
これを「表」「裏」という認識ではなく、同じ「パン」というウエイトで考えた方がリズムは絶対に合う。
これが裏拍練習で上手くいかなかった理由。
ポイントをおさらい
- 「いち、に、さん、し、」で“小節”という単位を意識
- 早い曲以外は「いちにいさんしい」と“8分音符”を意識「
- 太ももパンパンでメロディーの位置を把握
いつメトロノームいる?
という話。
ましてや、メトロノームの使い方自体がムズイし。
実際にそれで“ノリ”を作っていく練習なんかもレッスンではやってまふ。
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