2019.10.12trainer's column
【簡単カラオケのコツ】エモい歌い方、プロが教えます。
こんにちは。
大阪梅田のボイトレ・ボーカルスクールの三流ボイストレーナー、谷本恒治ことジウコトモニタです。
今回は、「これだけ抑えればアナタも歌うま!」
簡単にカラオケで上手く歌えるようになるコツを、ボイトレの先生ならではの視点で伝授しまふ。
難しいテクニックや発声法は一切出てきませんのでご安心を。
練習曲はレミオロメンさんの3月9日。
では。
目次
- ○ 一気に歌が上手くなるポイント3つ
- ○ だいなみくす??
- ・暗~明の落差をつける
- ・その方法を伝授
- ○ 歌詞の内容を理解する
- ・歌詞のフレーズは2種類
- ・その方法を伝授
- ○ サビは「わぁ~っ!」と
- ・メロディが「ココ!」と教えてくれている
- ・その方法を伝授
- ○ まとめ
一気に歌が上手くなるポイント3つ
3月9日に限らずだけど、「上手いなぁ~…」と思わせるコツは以下の3つ。
- ダイナミクスを意識する
- 歌詞の内容を理解する
- サビは「わぁ~っ!」と
これさえ意識できればバッチリ。いわゆるバッチグー。
下でもうちょい具体的に見ていきまっしょい。
だいなみくす??
そう。ダイナミクス。
早い話が、強弱。
実はコレ、いとも簡単にできる。
暗~明の落差をつける
3月9日は“明るい曲”というワケではないけれど、最初は重く入る感じ。
で、徐々に広がりを見せていく感じ。あくまでも“感じ”が大事。
アレンジ(曲を表現するために音を足したり引いたりすること)の面でも、最初はギター一本で入ってサビでは色んな音が入ってるよね?
これが“ダイナミクス”。
このアレンジのダイナミクスに合わせて歌うだけで、雰囲気は出るのだよ。
逆に、いくら上手くても、アレンジが盛り上がってるのに声が暗かったり、しっとりなアレンジになってるのに陽気に歌ったりすると、上手いっぽく聞こえない。
その方法を伝授
実は超絶カンタン。
- 暗→口をあまり開けない
- 明→口を“横に”開ける
あれ?
一般的に「正しい発声」って言うと、「口を大きく開けましょう」「口を縦に開けましょう」なんて聞いたりする。
あくまでもそれは、「こうやったら声が出しやすいよ」っていう、ひとつの方法論。イコール「カッコイイ歌い方」とは限らない。
なので、そのルールを無視する。
会社をズル休みする時、上司に電話をして仮病を使うのに、ハキハキ喋ったらバレるよね?ボソボソっと喋らないと。
その、ボソボソ喋る時って、どんな風に口を開ける?
あまり開けないよね?
それを利用する。
で、口を横に広げるのは、トーンが明るくなるから。
B’zさんの「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」って、ほとんど、「あ」「え」「い」なのね、母音が。
これは口を横に広げるような発音なので明るい響きになるから。
この差をつけてやるだけで、暗~明が完成。簡単っしょ?
そんな感じの動画がコレ↓
歌詞の内容を理解する
特にバラードなんかで、グッとくるエモい歌い方、したいよね?
そんな時に大事なのが、歌詞を伝える意識。
これだけでガラリとアナタの歌は変わる!
歌詞のフレーズは2種類
大きく分けると、叙情詩、叙事詩
という二つ。
- 叙情詩…自分の感情を主観的に書いた詩
- 叙事詩…物事、出来事などを記した詩
でふ。
全編通して叙情詩、あるいは叙事詩、というのは、歌詞においてはなかなか存在しないけど、(長渕剛さんの「JEEP」という曲聞いてみて!叙事詩だけで人の心を動かせる、究極の叙事詩!)ひとつの歌詞の中に、
①感情を表す単語(「思った」「悔やんだ」「好きだ」など)
②情景を表す単語(「夕暮れ」「風が吹く」「雲が広がる」など)
があったりする。
これらを歌い分けてやるだけでグッとエモくなる。
歌詞を書き出して、①とか②とかしるしをつけていってもいいかも。
その方法を伝授
これも超絶簡単。
- 情景を表す言葉→淡々とメロディーをなぞる(あくまでも差をつけるため)
- 感情を表す言葉→話すように歌う
だって好きな人に気持ちを伝える時に、歌って伝えないよね?話すよね?
だから歌でも話す。
コツは、なるべく強く鳴らさない、そしてなるべく語尾を伸ばさない。
「好きだーーーーー」ってコクったら、たぶんフラレるよね?
そんな動画がコレ↓
サビは「わぁ~っ!」と
ダイナミクスの強の部分は当然サビにあったりする(一般的に多いパターンとして)。
そのサビの中でも、特に気をつけたいポイントというのが実は隠されていたりする。
そのポイントの見つけ方は…?
メロディが「ココ!」と教えてくれている
サビ(もちろんそれ以外でも)には、必ず盛り上げポイントがある。
何故なら作曲者(3月9日でいうと藤巻さん)が、「ラララ~♪」と鼻歌で作曲している時に盛り上がってるから。
なんとなく、「プロの作曲」って聞くと、何やらパソコンを駆使して、あるいは、譜面と向き合って頭カリカリ、なんてイメージをするかも分からない(もちろんそういったケースもある)。
が、基本的には、ギター片手に(もしくはピアノ両手に)適当に歌ってみる、この方法がほとんど。
なので、「なんとなくここ上がりたい~!」と気持ちがノッてきてそんなメロディーになってたりする。
なので当然、盛り上がるメロディーになっていたりする。
その方法を伝授
3月9日は「まぶたのーうらーに」の「のー」の音。
ここを、「ここ、盛り上がるとこでっせ!」と、ドヤ顔ならぬドヤ声(ドヤ顔もつけられればなおよし)で歌ってやれれば、大ウケ間違いナシ。
歌い方はわざとらしく。
え?どうやって、って?
例えば漫才の「もうええわ!」
お決まりの決め台詞。
フットボールアワーの後藤さんなら、「んもうええわぁ」と、「も」を「んも」とねちっこく言う。
そんな感じで大丈夫。
少々リズムが遅れても、「ズレ」ではなく「タメ」と人は捉えるハズ。
これでアナタは今日からエモシンガー。
そんな感じの動画がコレ↓
まとめ
- ①ダイナミクス(暗い=口を開けない、明=口を横に開ける
- ②歌詞の内容を理解(情景=淡々と、感情=話すように)
- ③サビは「わぁ~っ!」と(メロディのオイシイ部分を見つける)
これでバッチグー。
もちろん、発声のスキルがあれば、これらをより自在に扱えることは言わずもがな。
まずは簡単なところから手を付けてみよう。
「もうちょっと知りたい!」という方は、お気軽にレッスンにお越しくださいまし。
📞 0120-103-326
✉️ レッスンご予約はコチラ♪24時間受付!
✉️ その他のお問い合わせはコチラ♪
🕊 最新情報・プチボイトレ講座コチラ♪
🏠 大阪市北区芝田2-2-13 日生ビル東館307A
ご質問等、お気軽にご連絡下さい♪
New Article
Archive
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月