2019.11.23レッスン
【ボイトレレポート】3回ボイトレI君のレッスン
こんにちは。
大阪梅田のボイトレ・ボーカルスクール、クリアボイスミュージックスクールの谷本恒治ことジウコトモニタです。
今回は大好評(いや、マジで)3回完結ボイトレのレポート。
自分で言うのもなんやけど、面白いように上手くいく。
我ながらいいフォーマット作ったもんだ。
ご本人の喜びの声も交えて。
目次
- ○ 大阪市在住、I君のレッスン
- ○ ①発声トレーニング
- ・I君の発声の特徴
- ・しっかりと安定した息を作る
- ○ ②歌唱トレーニング
- ・苦戦したのはやっぱりサビ
- ・しつこく反復
- ○ ③レコーディング
- ・まずは思うがままに
- ・欲張ってもう一つ
- ○ 評価と今後の課題
- ○ 引き続き3回完結ボイトレ、やってます。
大阪市在住、I君のレッスン
今回3回完結ボイトレを受けていただいたのは、大阪市にお住まいのI君。
現在、司法書士の資格の勉強中で、たまたま通りかかった際に「こんなところにボイトレ教室があるんだ…3回なら行ってみよっかな…」と申し込んでくれました。
いいねー、その気軽な感じ。
まさに、そんな人に来てほしかった!
「あ、ここ、ラーメン屋できたんや…入ってみよっか…」くらいのノリ。
「ボ、ボイトレか…よ、よーし…行くぞ…、いや、ちょっと待てよ…」
そんな構えなさんな。
軽~い気持ちで受けてみようぜ!3回で終わってもいいんだから。
①発声トレーニング
ご存知(?)3回完結ボイトレは①発声②歌唱③レコーディングの3ステップ。
まずは発声のチェックで、その人の長所や改善ポイントを見つけます。
I君の発声の特徴
最初は喉が窮屈な感じだった。
そしてちょっと息が弱かったかな。
だけど、上の響きはいい所に行ってた。
I君自身は「抜ける」と感じてたみたい。確かに抜け気味だけど、いいところには行ってるのでそこは一旦スルーしよう、と伝える。
ここもそうだし、喉が窮屈なのも、長期的に見たら改善できた方がいい。
けど、「3回で明らかな結果を残す」ことを考えれば、先にやれることをやっていこう、というアプローチに。
しっかりと安定した息を作る
なので、まずは「息の支え」から。
ようは空気がフワッと逃げていこうとするので、それを喉で止めようと窮屈になっている状態。なので、空気を鋭く使う練習。
「スィッ!」(si)という発音。
※「シ」(shi)は息が抜ける発音なので
sでしっかりタメを作って鋭く(たくさんではない)息を吐く練習。
もう一つは「ンッ!」(m)という発音。
これも息の支えと、上(鼻の奥の方)で響かせる感覚のトレーニング。
抜けると「フンッ」になるので、今いいところに行ってるから、それをもう少し抜けないポイントに持っていこうという練習。
喉に力が入る可能性もあるが、先述の通り。
②歌唱トレーニング
次は歌のトレーニング。
発声トレーニングで意識したことを重点的に、曲をカッコよく歌う練習。
I君が選んだのはL'Arc~en~Cielの「blurry eyes」
また無茶な…
ちなみにI君、ボイトレは全く未経験。
無茶な…
ただ、上にも書いたけど、高音に必要な響かせ方、体の準備は元々できてたので、難易度は高いけど頑張ろう!
という話に。
苦戦したのはやっぱりサビ
サビのトップはA4(実声で)。
ボイトレ未経験なら基本的には無謀な高さ(笑)
めぐーりーくるー
の部分がどうしても躓く。
そこで意識したのが子音。
めぐーりーの「m」、くるーの「k」
この子音をしっかりと発音することで、①でやってきた「息の支え」は作れる。
「んめーぐーりー」って感じを意識してみ?とアドバイス。
お、いい感じ。
しつこく反復
何事も反復が大事。
このサビの「んめー」を意識して、「マン」という発音を練習。
ンマで、息をしっかり支える。「マーマー」ではなく、「ンマンマ」とンを意識することで空気圧を逃がさないようにする。
これをマンマン→歌→マンマン→歌、と繰り返す。
③レコーディング
いよいよレコーディング。
まずはウォーミングアップ。
も、そこそこにどんどん時間の許す限り録音していく。
果たして、3回の結果やいかに…
まずは思うがままに
まずはノーアドバイスで録ってみる。
というのも、歌い方などは基本的には本人の「こうやって歌いたいんだ!」を大事にしたいから。
まず発声に関して。
別人やんっ!
I君にも言ったけど、僕はどうも人を誉めないらしく(先日も生徒さんにTwitterで「先生は誉めちぎるだけの客商売トークではなく、ぶっちゃけてくれる」と言われまして、、自分では良い意味だと捉えている)、そんな僕が誉めちぎるという。
I君自身も「前回のレッスンと明らかに違う!」と感じてくれたみたい。
ちなみに、この「前回と明らかに違う」のは、I君がしっかり復習してきてくれたからで、僕の手柄でも何でもない。あえて言うなら、課題や自主練メニューを二人三脚で考えた結果だと思う。
I君グッジョブ!
欲張ってもう一つ
発声が上手くいったので、今度は歌唱ポイントを。
全体的な抑揚を考えてみる。
ポイントは絶対的にサビの力強さなので、それを引き立たせるためにBメロをフワッと抜いてみる。
実際にhydeさんも使うテクニックでもあるし、なんといっても休める(笑)
この「サボるポイント」を作ってやるのも、一曲通して歌う時の重要なポイント。
やっぱI君は元々器用なのかな。
自分で「これくらいかな?」「これは抜きすぎかな?」と調節しながは歌う。
お恥ずかしながら僕も歌ってみまひた。ピッチの悪さはご愛嬌。。
評価と今後の課題
この2回目の軽く録った音源と3回目の音源を、他の先生に聞き比べてもらっても「別人!」という評価をいただきました。
I君グッジョブ!
で、上手いこといったので、今後の提案。
あくまでもゴールはミックスボイス。
この3回でも説明はしたけど、今回は「少々地声感でもいいので、空気圧と上の響きだけを意識」というアプローチ。
なので今度は「少々裏声感になってもいいので喉を使わない」というアプローチ。
少しだけ最後にやったけど、「ウィー」や「ゴウ」といった発音。
ちょっと掠れた音が入ったけど、解決しそうだな、という印象。
なので、これを次の課題としてやっていこう。
まずは勉強が最優先やから、息抜きがてらたまに来てね。
引き続き3回完結ボイトレ、やってます。
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