2019.06.28trainer's column
【超簡単ボイトレ】自宅でできる万能な練習法!
こんにちは。
大阪梅田のボイトレ・ボーカルスクール、クリアボイスミュージックスクールの三流ボイストレーナー、谷本恒治ことジウコトモニタです。
今回は、自宅で出来る超簡単ボイトレ法をご紹介。
「カラオケで上手く歌いたい…」
「でもボイトレに行くってほどでも…」
という方、是非お試しあれ。
劇的にアナタの歌声が良くなる…ハズ。
目次
- ○ いつでもどこでも万能なリップロール!
- ・めちゃくちゃ理にかなった練習法である
- ・リップロールの順序
- ・音程は階段ではなくエスカレーターで
- ○ リップロールのメリット
- ・自然な声閉鎖を作る
- ・呼気圧を一定にする
- ・大きい声にならない
- ○ 間違った練習法
- ・腹式呼吸は関係ない!
- ・“声”だと思わない
- ○ まとめ
いつでもどこでも万能なリップロール!
自宅でボイトレ、といっても、なかなかマンションだったり家族で暮らしていたりすると思い切り声を出せないよね?
そんな時に活躍するのがリップロール(リップバブル)と言われる練習法。
B'zの稲葉さんも一日中コレをやっているとかいないとか。
まずはコイツを極めてみよう。
めちゃくちゃ理にかなった練習法である
上に「まずはコイツを極めてみよう」と書いたけど、むしろコイツだけ極められたら、他に何の練習もいらない!と言っても過言ではなかろう。
それくらい万能で重要な練習法。
まずはそのやり方をお勉強しましょう。
リップロールの順序
①軽く口を閉じて息を吹きかけてプルプルプル…と震わせる
②そこにフワッと声を入れてみる
③少しずつ音程を変えてみる
という感じでやってみてくださいな。
ポイントは最初は声を出さず、息だけで震わせること。
詳しくは下で書くけど、リップロールの意図の一つに呼気圧の安定というのがあるので、まずはしっかりと息を安定させることが大事。
こんな感じでふ↓
音程は階段ではなくエスカレーターで
音程を変える時に、ガクッと変えないようにすること。
このガクッと変える音っていうのは、喉で音程を作ろうとしている状態。
文字だと表現が難しいけど、
「アーアーアーアーアー」ではなく「アーーーーーー」となっているイメージ。
リップロールのメリット
コ難しいことは考えなくていいけど、なんとなく頭に入れながら練習できるとより効果的だとは思うので解説しておくでふ。
自然な声閉鎖を作る
声は2枚の声帯の隙間を空気が通ることで振動して音になる。
この空気がドバッと出ていくと当然声帯は振動しにくくなる。(空気が通る=声帯は開こうとするので)
よく勘違いする人がいるけど、声帯を振動させるのは空気の量ではなく、空気の圧力。
口を閉じてプルプル…とすることで、息を吐き過ぎないように調節=声帯が自然に振動しやすくなるという効果。
詳しく原理を知りたい方は下記リンクをご参照くださいまし。
呼気圧を一定にする
空気圧、という話が出たけど、発声に大事なのは、声帯の下と上との空気圧が揃っていること。
空気というのは濃い方から薄い方へ流れようとする。
映画とかで飛行機の窓が割れて人が飛び出していくようなシーンを見たことがあると思う。
あれは、機内の気圧に対して上空の気圧が低いので、空気が一気に気圧の低い方に流れるため。
では、その飛行機の窓を声帯、飛行機が肺、上空が口の中とイメージしてみよう。
口の中の空気が薄いと、おどんどん肺から空気が流れようとする=声帯は閉じにくくなるよね?
大きい声にならない
あとはシンプルに、口を閉じてるので声が大きくならない。
逆に、音程が上がるにつれて声が大きくなるのはNG。ボリュームを一定に保つのも重要なポイント。
間違った練習法
ついでに間違った練習方法も挙げておくでふ。
いまだに「は?何言ってんの?」と理解されないことも多いけど、間違っているので。
腹式呼吸は関係ない!
試しに息だけのリップロールで「プルプルプル…」と息がなくなるまで吐き続けてみよう。
なくなってきた?
もうちょい頑張って。
最後の力を振り絞って吐き切って。
どうでっしゃろ?
お腹に力入ったっしょ?
必要であれば勝手に力が入るようにできているんで、わざわざ力を入れない。
大抵の人が「腹式呼吸って言うときゃええわ」とテキトーに指導する腹式呼吸。「間違ってるよ」という動画でふ↓
“声”だと思わない
ビミョーなニュアンスではあるけど、リップロールに関しては、“地声”とか“裏声”とかではなく、“ただの音”って感じで出せればベスト。
例えば溜息とかあくびとか、わざわざ“声”を作らないっしょ?
そんな感じ。
“声”を入れようとする時点で、息と閉鎖のバランスが崩れるので要注意。
まとめ
リップロールを極めるためのポイントでふ。
- まずは一定に息を吐く
- フワッと声(音)を入れる
- 音程は階段ではなくエスカレーター
- 高音で声が大きくならないように気を付ける
でふ。
もちろん、リップロールを上手く使えるようになるための要素は他にもいくつかあるでふ。口の開け方、喉の脱力、etc…
詳しくはレッスンにてやってまふので、興味がございましたら是非一度。
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