2019.08.19trainer's column
【カラオケ上達】たったこれだけで歌が激変!-プロが教えるカラオケのコツ
結論から言いましょう。
目次(タップするとジャンプします)カラオケで上手く聞かせるコツは二つ!
1.音量(声量)を一定に保つ
2.裏声を綺麗に出す
たったこれだけです!
(裏声を綺麗に出すのは多少の練習が必要ですが、音量のキープはちょっとの意識で明日スグ使えます!)
大阪は梅田のボイトレスクール、クリアボイスミュージックスクールのボイストレーナー、谷本恒治ことジウコトモニタです。
ボイストレーナーであり、元々はバンドマンでした。
なので、発声の知識だけでなく、マイクの使い方にも精通しております。
アナタの周りにもいませんか?
カラオケの音程バーではちゃんと合っているのに、何故か上手く聞こえない…
それは、機械で正しい音程かどうかを測っただけで、生身の人間にとって聞き心地が良いかの判断ではないからです!
で、冒頭の二つのポイントに繋がるワケです。具体的に考察していきましょう。
カラオケで上手く聞かせるコツ(数字をクリックするとジャンプします)
STEP1.声量は一定に
・声量を一定にキープするコツ
・マイクの使い方
STEP2.裏声を綺麗に出せるようになる
・裏声の練習
・裏声⇔地声の練習
STEP3.おまけ
・母音の発音
・子音の発音
4.まとめ
STEP1.声量は一定に
・声量を一定にキープするコツ
カラオケで歌っていて、音程が上がるにつれてだんだん声が大きくなる人。
これ、NG。
「えっ!?声が大きいのはいいことなんじゃないの!?」
そう、いいこと。
だけど、
だんだん声が大きくなってしまう→×
です。
家で音楽を聴いていたら、オカンが入ってきてボリュームを上げたり下げたりしだしたら、せっかくのいい音楽も台無しでしょ?
カラオケでの歌も同じ。
アナタの声が大きくなったり小さくなったりすれば、聞いている人にとっては心地よくないかも。
音程が上がるにつれて声が大きくなるのは、だんだん息の量が多くなって力任せな歌い方になっていくから。
高音域でも少しこらえて、ボリュームが極端に上がらないようにしましょう。
・マイクの使い方
といっても、少々テクニックが必要だったりします。
(実際にボイストレーニングを受けると、低音から高音までバランスよく歌えるようになります)
なので、明日スぐ使えるテクニックを。
それは、
マイクをしっかりと口に近づける。
これだけです。
距離はもちろんのこと、向き(角度)も重要。
タモリさん持ちはNG。
口に対して垂直になるように持ってください。
というのも、マイクには指向性というのがあって、角度や距離が変わるときちんと音を拾ってくれなくなります。
顔の向きが変わるのは実は発声にはなんら影響はありません。
なので、上を向いたり下を向いたり、顔は自由に動かしてください。
ただし、その時に絶対に口とマイクの距離、角度はキープしてください。
そして、どうしてもサビの高音で声が大きくなってしまう時は、その時だけ少しマイクを口から離せばOK。
(1.5cmくらいで十分です)
これだけで飛躍的に聞き心地が良くなります!
STEP2.裏声を綺麗に出せるようになる
・裏声の練習
これは正直、一定期間の練習が必要です。(2週間とか短期間で十分)
特に、地声を大きな声で張り上げていて、急に裏声が出てくると、
スカッ…
とすっぽ抜けた声になってしまうことがよくあると思います。
そうならないためにも、上記のマイクの使い方に加え、裏声の練習が重要になってきます。
裏声の練習で気を付けることはコレ
2.しっかりと息を吸う
です。
まずは、「地声でも出せる高さだけど」という高さで大丈夫なので、口の奥が響く感覚を掴めるまでおこなってください。
オペラ歌手になったつもりでやると上手くいくかも。
(カラオケではオペラ歌手のように歌いましょう、ではありません。あくまでも響く感覚を掴むためです)
・裏声⇔地声の練習
これはちょいと難しい、けど、しつこくやれば必ずできます。
地声でも出せる高さの裏声、をまず一定に伸ばします。
次に、同じ音程のまま、徐々に、“いつ変わったか分からないように”地声に切り替えていきます。
その逆も同じく、“いつ裏声になったか分からないように”切り替えていきます。
こうやって、地声⇔裏声のグラデーションを作ることで、地声と裏声のボリュームの差をなくしていきます。
(歌う時には表現として意図的に切り替えている歌がほとんどですが、これもあくまでも練習として)
男性曲であれば、コブクロさんの「蕾」などが良い練習曲になります。(女性の方はキー+4くらいで)
サビでなるべくボリュームが上がりすぎず、裏声で急にスカスカにならないようにしっかり響かせます。
(しつこく、表現としてあえてスカスカにして哀愁を漂わせる、というワザもあります)
STEP3.おまけ
・母音の発音
母音とは「あいうえお」です。
この母音をしっかりと発音するだけでも、聞き心地は変わってきます。
例えば、高音にいくにつれ、喉が締まってくると、「あ」の発音が「え」に近づいたり。
逆に息の量が増えていって「え」の発音がワイドになって「あ」に近づいたり。
この母音の口の形を意識するだけでも、ボイトレを受けていなくても発声は上手になります。
口の開け方はコチラをご参考に。
・子音の発音
先ほど、マイクの距離、角度の話をしましたが、もう一つ、重要なのが、「抜けの良い声」です。
簡単に言うと、「マイクが拾いやすい声質」です。
これには子音の発音が重要になってきます。
息が弱くなると、モワ~ンとした音になるし、息を吐きすぎるとマイクが「ボンッ!」という音を鳴らしてしまいます。
シャープな息の使い方、特に「カキクケコ」「タチツテト」の発音をシャープにするだけで、カッコいい響きになり、上手いっぽく聞こえます。
子音の発音に関してはコチラをご参考に。
歌で使うとこんなにカッコよく聞こえます。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちょっとの意識で劇的な変化が得られたかと思います。
マイクの使い方は、声質にもよる部分もあると思うので、しっかりとご自身で歌いながら自分の声を聞いて色々工夫してみてください。
裏声練習は後にミックスボイスの練習にも役立ってくるので、是非チャレンジしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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