2019.08.30trainer's column
【一本調子卒業!】愛にできることはまだあるかいをかっこよく歌おう
歌うとなんだか一本調子になってしまう。。。
多くの方が抱えるこのお悩み、
クリアボイスミュージックスクールボイストレーナーのUmiが、
Umiなりに出来る限り分かりやすくそのコツをお伝えします!
目次
- ○ Umi、カバー動画の投稿を再開
- ・カバー動画再開のきっかけ
- ・「愛にできることはまだあるかい」という曲
- ・NEWカバー動画の構成について
- ○ 「愛にできることはまだあるかい」の歌い方のコツ
- ・ポイント①ふわっと歌う
- ・ポイント②エッジを入れる
- ・ポイント③しゃくりっぽいやつ
- ○ まとめ
Umi、カバー動画の投稿を再開
数年前からちょこちょこアップしていたカバー動画、
この度アップロードを再開することになりました。
お休み中もたくさんのご視聴、コメント等々、
本当に感謝しております!
カバー動画再開のきっかけ
カラオケって楽しいですよね。
カラオケで好きな歌たくさん歌いたいですよね。
そのためには曲を覚えて歌えるようにならなきゃいけないですよね。
昔はCDショップでレンタルして、プレイヤーやPCにうつして、
歌詞を見ながら何度も聴いて。。。
という繰り返しでした。
これまでの人生で何曲そうやって覚えてきたかわかりません。
しかしこのハイパーテクノロジック現代。
その黄金時代を牛耳るYouTubeという偉大なる存在。
それを利用しない手はない、そんな時代になっています。
曲を覚えるとき、【CDを聴く】ではなく、
【YouTubeで「愛にできることはまだあるかい 歌詞」】とかで検索しませんか?
私はします。しまくります。だってその方が早いんだもの。
動画を聴きながら(観ながら)歌詞も同時に観ながら覚えられる。
素晴らしい!
そしてそれはご本人の歌唱される原曲以外でも、カバー動画などでもたくさん存在します。
特に男性曲を女性キーで練習したい!という場面。
YouTube上にはそういったスーパー親切な動画もたくさん存在し、
私も活用させまくっていただきまくっております。
なので、そのうちの一人に私もなりたい!
と、思った次第でございます。
「愛にできることはまだあるかい」という曲
ご存じRADWIMPSさんが、映画「天気の子」のために書き下ろした楽曲。
「君の名は。」に続き、大ヒット中の映画と大ヒット中のサントラたち。
ここ最近、皆さん一度は聴いたこと、歌ったこと、あるのではないでしょうか?
やはり流行りの曲は歌いたいのです!
「最近の曲は難しいからなー」なんていう気持ちももちろん私も常備しておりますが、
この曲、実はそんなに大変じゃないです!
結構サラッと歌えちゃうので、「ムズイ曲きらい!」って方にも超オススメ。
ただし、こういった広義で振れ幅の少ない曲であるほど、
表現力が問われてくるという現実。
ここは、まさか、ボイストレウミングの腕の見せ所なのではなかろうか!
というわけで、この曲をそれっぽくかっこよく歌えるちょっとしたテクニック(?)を、
動画内でご紹介しております。
NEWカバー動画の構成について
新たにアップしていく動画ですが、
今までと違う点が3つ。
1.歌詞を動画内で表示
動画の中に歌詞も入れ込んでいるので、
聴きながら覚えていただきやすいかなと思います。
残暑厳しい毎日に、少しでも涼やかになっていただけるよう、
ちょっとした水感のある編集にしてもらいました。
水感!
2.動画の最後にボイストレウミング
最後までご覧いただきますと、そのままいつものような
「ボイストレウミング」がスタートする仕様となっております。
「ちゃおー」のやつです。
今までのトレウミングよりはコンパクトな作りになっておりますので、
軽めなポイントをほんのちょっとだけご紹介、という作りになっております。
3.別動画としてOff Vocalバージョンもアップ
歌入りの動画とは別で、歌を抜いたバージョンの動画も別でアップしております。
カラオケで練習したいという方はぜひご活用いただけたらと思います。
歌とかぶせては歌えるけど、いざカラになると歌えないってよくありますよね。
やはりカラのオケでの練習は必要不可欠ですよね。
私の水感動画でよければぜひ!
「愛にできることはまだあるかい」の歌い方のコツ
それでは、この神曲をいかにして素敵に歌うか、
私Umiなりの解説を出来るだけ分かりやすく。。
頑張ります!
ポイント①ふわっと歌う
ご存じの通り、この曲はあまりガッと迫りくる緊迫感のあるような楽曲ではなく、
テンポも緩やかで、野田さんの穏やかな歌声によく合った、優しい曲です。
映画「天気の子」とリンクしたMVも、移ろいゆく天気が美しく描かれていますが、
その中で、それに構わずどこか淡々とした表情で歌い続ける野田さんが、曲の良さを引き立てていますね!
なので、歌う時は全体的にふわっと、優しく語りかけるように歌ってあげるとグッとくるかなと思います。
しかし、歌詞の内容を読み解いてみると、
この社会を嘆く様子や、正義とは一体・・・?といったような含みも感じられるため、
フレーズによっては少し語気を強めてみるとより一層素敵だと思いますよ!
「降り積もる憎悪と」等が、特に今回私がその辺りで意識した点です。
先述の、どこか淡々とした雰囲気は、そういった社会の中での孤独感や虚無感といったものを、
なんとなく感じさせてくれますね!
かっこいい!
ポイント②エッジを入れる
私の3大好きな「歌用アクセサリー」のうちの一つ、「エッジ」。
過去の動画でも出していますが、あ”---というやつですね。
平井堅さんがよく参考として取り上げられる、あの素敵なやつです。
これを入れることで、歌にぐっと表情が入ってきてくれます。
特に「切なさ」を出したいときは必須。
フレーズの頭に、フレーズの語尾に、程よい間隔で入れてあげると、
「お、この人歌うまい人だ!」ってなります。これほんと。
発声練習の中でも使用したりしますが、
エッジボイス(ボーカルフライ)自体がうまく出せない、という方は、
出せるくらい声帯を自由にしてあげる必要がまずあるかもしれません。
一度やってみてください。詳しくはレッスンで。
ポイント③しゃくりっぽいやつ
しゃくりとは、一般的には任意の音から少し低い高さから歌い始め、
それをクイッと任意の音まで持ち上げる技術を指します。
もちろんこのノーマルシャクリもいっぱい入れて歌ってますが、
それとは別に今回は「上からしゃくる」といった謎のスキルをご紹介しております。
きっと正式な名称があるのだろう。。知識不足ですいません。
これはなかなか伝わりにくいですが、やってるとやってないとじゃマジで全然違う!
と、思っている。
いくつか例を挙げていきたいと思います。
下記リンクから、あいみょんさんの代表曲2曲へジャンプできます。(開始位置調整してあります)
あいみょんさんは結構この上からしゃくりを多用されるシンガーさんかと思います。
あとはワンオクTakaさんとかも良く使ってますよね。
他にも多くの歌手の方が使用しているスキルではあります。
私は中学生くらいの頃から色んな音楽を聴きまくっている中で、
「これやったほうがなんかかっこいいかも!」と思って入れるようになりました。
こういった歌い方に関しては好みが分かれるところかもしれません。
一度、日々聴いている曲の中で、この辺を注意して聴いてみてください!
何か気づきがあれば幸いです。
まとめ
以上のように、今回は3つのポイントをご紹介しました。
ちょっとした装飾を入れてやるだけで、
歌に立体感が生まれ、聴いている人の心をわしづかみにしてやまない、
ということもないこともないかもしれません。たぶん。
是非、一度チャレンジしてみていただきたいです。
ただし、ここまで表現力にフォーカスした話をしてきてあれですが、
ストレートに歌っても素敵に聴こえる歌声だっていくらだってあります。
(また例を挙げながらその辺も記事にしていきたいと思います)
なので、結局はどう歌いたくて、どう歌った方が自分の声に合っていて、
っていうのを見つけたもん勝ちだと思います。
上記のような「ぽく聴こえるテクニック」的なものが、歌う際に強要される訳ではないということだけ、
分かって欲しいなぁと思いながら、ボイストレウミングはアップしていきます!
どうか今後ともよろしくお願いいたします。
それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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