2020.06.01歌い方
【カラオケ解説】DAOKOさんの発声・歌い方を分析!-打上花火

おはようございまーす!
クリアボイスミュージックスクールのShizukaです。
・こんな声で歌ってみたいな
・どんな練習したらいいんだろう
そんなお悩みを持っている方のために!
歌う時のポイント
そのための練習方法
をオススメの曲を通してご紹介していきます♬
さて、今回は海外の方からも幅広く愛されるこのナンバー!
『打上花火/DAOKO×米津玄師』
切な甘酸っぺぇ…
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌ですね!
まばゆい青春などを送ってみたい人生でした。(尊死)
この曲はデュエット曲なので、カラオケで皆と歌ったりできるね^^
2.最低音=G♭3
3.男性は米津さんパート頼んだ!でもキー-1か2くらいがオススメかな
低音が得意な方は高音の方で、高音が得意な方は低音の方で、歌いやすいキーを決めてみるのもオススメです♪
2.ビブラートは出来るだけ我慢してっ
3.口の中を薄く使う
非常に耳なじみのいいDAOKOさんの透明感ある声^^
このポイント3つでDAOKOさんのようなサラサラボイスに!
では詳しく見ていきましょう。
目次(数字をクリックするとジャンプします)
1.Aメロ
・第一印象は歌でも大事。囁いてみよう
・出来るだけ軽く歌うと切なさ爆発
2.サビ
・各サビの始まり「パッと」「ハッと」に全集中!
3.Cメロ
・囁いた声を鋭く強くしてAメロとの対比を演出、余韻を残しまくれ!
・曲の山場!持ってる感情全部出し切って!
4.動画でもご紹介しています
5.最後に
1.Aメロ
・第一印象は歌でも大事。囁いてみよう
初対面の時、風貌や表情で“おそらくこういう人かな…?”と判断する事が多いと思います。
曲も同じ。イントロのリズム感や楽器の響きで“おそらくこういう曲かな…?”となるものです。
そこで、次に要となるのが「声」ですね^^
人だと“意外と低い(高い)んだ!”とか
“方言使うんだ!”とか(笑)
曲だと“意外と強いんだ!”、“明るいんだなぁ!”、“すごく寂しそうだ”とか。
この曲は、ピアノ1本で始まります。
静かで優しいような、無機質さもあり、壊れそうなほど繊細、そんな印象ですね。
そのピアノにフワッと混ざる気持ちで囁きましょう。
いきなり歌うのが難しい時は口ずさんでみるといいですよ^^
・出来るだけ軽く歌うと切なさ爆発
さぁ囁き声ができたら、更に切なさ透明感を爆発させますよ!
意識できる人は、プラスで赤字の部分をフッと抜くように発音してみてください。
では、歌詞を見てみましょう。
※フリガナの中にポイントがあるところはひらがなです。
“あの日見わたした渚を今も思い出すんだ”
“砂のうえに刻んだ言葉 君のうしろすがた”
“寄りかえす波が足元をよぎり何かをさらう”
“夕なぎのなか 日暮れだけが通りすぎていく”
主に語尾ですね^^
この語尾をフッと抜くように、がポイントです^^
そうそれは、目の前にある綿埃をそっと吹くときのように優しいのだ
・囁くと息が全部漏れちゃう
・抜くのを意識すると喉が痛くなる
そんなお悩みを解決!トレーニング方法については、こちらの動画をご参照ください。
2.サビ
・各サビの始まり「パッと」「ハッと」に全集中!
第一印象を決める静かな駆け出しが終わったら、場面転換の時間です。
まるで曲が目覚めたかのような
眠っていた本能という名のガラスが割れるような…
(何言ってんだこいつ)
「パッと」や「ハッと」というようなドキッとする音が来ます。
しかも一瞬周りの音楽も無くなるので、より声が際立つ際立つ!
サビはここを逃してしまったらもったいない!!!
ただこの「ハッ」や「パッ」は少々踏ん張らなければならないところ。
正確には身体は踏ん張っているんだけど、喉には全く負荷がかかってない状態。
感覚としては、息を止めてみぞおちの辺りをグッと外に押し出してる状態になります。
どう?しんどいでしょ^^?
この踏ん張りというやつ、ザックリポイントでもご紹介したビブラートをかけないというのにも効きます^^
歌っていて息が続かないとき、かけた方が綺麗にしまりますよね。
普段なら何の問題もないのですが、DAOKOさんっぽく歌いたいときには少々やっかいかも。
ビブラートをかけるとフワッとさ、純粋さがなくなってしまうからです。
えらいこっちゃ、大事に築いてきた世界観が…!
なので、詳しい仕組みなどを書いた記事と動画をのせておきます。
余裕な方は、これからも素敵な花火を打ち上げてほしいのである^^
↓ 踏ん張りの仕組みを解説!記事はコチラ ↓
↓ 踏ん張りを頑張る動画 ↓
3.Cメロ
・囁いた声を鋭く強くしてAメロとの対比を演出、余韻を残しまくれ!
サビで覚醒したところで、更に山場をモリモリに盛り上げていきます。
ここは米津玄師さんとの掛け合いの場所ですね^^
バイオリンの勢いも相まって興奮度マックスです!
Aメロではフッと抜くようにとご紹介してきました。
イメージでいうと柔らかく広範囲に息が当たってる感じです。
かじかんだ手をそっと温めるような。
Cメロでは、その息の的を小さく絞って鋭利にしてみましょう。
ケーキのローソクを消すときのような。
そうすると不思議!透明感は残りつつも芯のある声に大変身です!
ただ1曲の中で、そうそういくつも技を使いこなすのは至難の業です。
なのでこれも鍛えましょう^^
↓ 鋭くする仕組みを詳しく読む ↓
息を鋭くしたとき、喉がしんどくなってきたら喉が無理しているサイン。
そういう時にこそ、口の中を薄く使ってみましょう^^
1.ハァ~っと裏声を出す
2.そのまま口を閉じる
3.なんとなく鼻の奥というか顔面で、音が響いているのが伝わるかな?
4.そのまま口をパカッと開けてみよう
これが口の中を薄く使うってやつです。
だがしかしbut。
1~4を出来たからといって、歌う時になったらまた痛くなっちゃうもの。
なのでこれもしっかりボイトレ的観点から鍛えてやりましょう^^
↓ 鍛えにいってみる ↓
・曲の山場!持ってる感情全部出し切って!
この歌の中で、唯一本音に触れられる部分というか。
限られた時間の中で、少しでも長く続いてと願う。
くぅぅぅ!!!!
またピアノ1本に戻るところが余韻ヒタヒタになりますよね…
赤字は特に感情を込めて欲しい部分です(DAOKOさんパートのみです)
“パッと花火が” “よるに咲いた”
“よるに咲いて” “静かに消えた”
“はなさないで” “もう少しだけ”
“もう少しだけこのままで”
思わずパソコン打ちながら力入っちゃったよ…
このまま続いて…!と切に願う気持ちを
鋭利な息と共にぶつけるのだ!!
4.動画でもご紹介しています
5.最後に
最近は特にウィスパー系の女性ボーカリストも増えてきましたよね^^
深夜に聞くとたまらないんですよね…(笑)
ウィスパーは歌うという点に関しては、本当は向いてないかもしれません。
マイクにちゃんと音を乗せるのも難しいし。
だからこそ耳なじみが良いということは、相当高い技術力がいるということなんですよね。
今日ご紹介したトレーニングや記事が
あなたのウィスパーの手助けになりますように^^
そして深夜に私を癒しておくれ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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