2020.05.21歌い方
【カラオケで上手く歌うコツ】366日/HY【パート別歌い方解説】

ちゃおー♪
クリアボイスミュージックスクールのUmiです!
今回も歌い方解説書いていこうと思いますっ
カラオケ行って大声出したいところだけど、
今は我慢!1日1回、お風呂で熱唱してみるのもいいかも♪
今回チャレンジするのは、こちら!
『366日/HY』
珠玉のラブバラード。
誰がどう聞いても切ないです。果てしなく切ない!
清水翔太さんVersionも大人気ですが、今日はHYバージョンなイメージで書いてみます!
が、誰が、どのバージョンで歌うにしても、めちゃんこいい感じで歌えるようになるヒントを、
できる限りご提案していけたらと思いますので、よかったらトライしてみてください♪
2.最低音:F3
3.清水翔太さんVer.はこの5つ下のキーなので、男性はそのキーのほうが素敵に歌えると思います!
こうやって見ると2オクターブ音域があるので、結構広いです。。。
2.Cメロで爆発する
3.困りまゆげ
こういった珠玉感満載なバラードを歌うときに気をつけたいのは、
自分の本来の声でできる限り歌いたいというところ。。
こんなにまで気持ちのこめやすい歌を歌うのですから、無感情で歌うほうが難しい・・はず!
まず頭の中に曲のイメージを。ざっくり「切ない!」でおk!
気持ちがちょっと作れたら、ポロッとつぶやくように歌いだしてみるといいと思います。
少しずついってみよう!
■目次
1.Aメロ
・音程はソコソコに
・押したら引く
2.Bメロ
・裏声をいい感じに使う
3.サビ
・あんまりガッといかない
・息をこらえる感覚
4.Cメロ
・爆発する
・「知った」に命をかける
5.おまけ
・たたみかけのサビは声の限りに
・困りまゆで歌う
・「泣き」を使う
6.まとめ
1.Aメロ
まずこの曲はイントロが結構長めなので、
入り込みやすいかも。
ピアノの美しく儚い旋律と、ツヤッツヤのサックスが気持ちを引っ張ってくれます。
歌う前のスイッチタイムとしてイントロはとっても使えるので、ぜひ入り込んでみてください。
・音程はソコソコに
むしろ音程なくてもいいくらい。
本当に喋ってるように「それでもいい、それでもいいと思える恋だった」
ぽつりとつぶやくように歌い出せたら勝ち!
ボリュームも、「え?聞こえない!」くらいにほぼ息くらいで歌ってほしいかなぁ(完全に私の好み)
特にこういったバラードは、リズム!とかノリ!とかそんなに頑張らなくてもいい感じになるので、
歌い出しは特に、いろいろ意識しすぎず、感情重視でいきましょう!
・押したら引く
抑揚で手っ取り早いのはやっぱり強弱。押したら引く。
仲宗根泉さんの歌唱も、抑揚感モリモリでかっこいいですよね。
単純に「強く歌う」「弱く歌う」を交互に織り交ぜながら歌えたらgoodなのですが、
やはりこれも一筋縄にはいかないところもありけり。
強い声を出そうとして息吐きすぎて声が重たくなったりしたら、
喉をぎゅっと使ってしまうので、声が潰れたようになったり。。。
弱い声にしようとして息をひっこめすぎてしまうと、
次に出そうとした声がうまく鳴ってくれなかったり。。。
手っ取り早い方法ではありますが、発声バランスを保ちながら強弱を操るのは、
やっぱ練習はそれなりに必要です!
ゆっくり、少しずつ練習してみるのが一番!
「それでもいい」
赤字を強く、青字を弱く、歌えるかどうか。。。とか!
それに慣れたら、<>のイメージで山を作って歌う練習もぜひ!
2.Bメロ
・裏声をいい感じに使う
「叶いもしないこの願い あなたがまた私を好きになる
そんな儚い私の願い 今日もあなたに会いたい」
Bメロで曲の景色は変わりますが、
歌詞の流れはAメロをそのまま引き継いでいるイメージ。
なので、個人的にはそんなにガラッと雰囲気を変えず、でいいと思います!
ただ、キーが上がってくるので、裏声を駆使していかないといけなくなってくる試練。
「あなたがまたぁ わたしをすきになる」
「きょうもあなたにぃあいたい」
青字部分を是非裏声で!
ファルセットで全然いいと思いまーす!
裏声が出ない方は、
いろいろな練習法はありますが、
おすすめは動物のマネ。
1.ふくろう
2.犬の遠吠え
3.アベックを冷やかす昔の人(怒られそう)
ライブのときとかに「ふぅー!」っていうのが私は一番しっくり来るのですが、
あんまりふぅーとか言わないです・・ってレッスン中言われることが多いので。。笑
裏声を「いい感じに」使うところが難しいところ。
上記の通り、裏声と裏声じゃない声を行ったり来たり、
結構頻繁にしないといけないので、
ゆっくりテンポといえど、その行き来をスムーズにできる練習も必要かも。
ここでも少しずつ丁寧に。
おすすめ練習としては、低い声で「あー」高い裏声で「あー」を繰り返すだけ。
ポイントは、低い声のときは普通に「おはよう」ってしゃべるときくらいの高さで。
「あー」が難しい場合は、低い→「お」、高い→「い」でやってみて。
「o」の母音は喉頭の位置を下へ、「i」の母音は上へ持っていきやすいので、
声帯周りの筋運動的に見てもやりやすいはず。
3.サビ
・あんまりガッといかない
やっと来たサビー!!って感じのサビではありますが、
ここではちょっと余力を残しておく必要があります。
なぜならCメロで爆発しないといけないから。
サビと言えど、ちょっとA、Bメロから比較するとボリューム上がったかなくらいで十分だと思います。
なんせ曲がとてもいいので、自然と聞いている人も、歌っている本人も、
サビの聴きごたえ、歌いごたえはしっかり感じながら歌えるはず。
逆に、あんまりガッツリ歌ってしまうと、やっぱあとのCメロが活きにくいかも。
なので、歌うときは曲構成も頭に入れてのペース配分が大切ですね!
難しいように聞こえるかもだけど、「次サビ来てその次Cメロだな。。」くらいは誰しも考えながら歌ってるはず。
どこでガッツリいって、どこで抑えて、、、を自分の中で明確にしておくためにも、
繰り返し歌って、失敗して、自分のベストなペースを見極めていきましょう♪
・息をこらえる感覚
歌うときにとっても大切なこの感覚。
身体に取り込んだ空気を、肺の中にしっかりキープして、それを少しずつ使っていく。
これはどんな場面でも本当に必要。
「支え」とかって言い方がよくされます。
練習としては、
息を吸う→はっって止める
→そのまま「s----」と歯の隙間からゆっくり吐いていく
できる限り長い時間をかけて、すこーしずつ。風船の空気が細い細い穴からゆっくりと抜けていくのをイメージ。
リップロールが得意な方は、同じ要領でリップロールでもやってみると◎!
歌の中でどうやって使うかというと…
ずっと使います!
ブレスをする都度このフォームを作っておくと、息継ぎがとっても楽に感じます。
「息を取り込みすぎちゃう」「息が続かない」などのお悩みがある方は、
この訓練をいっぱいやると楽になると思いますよ♪
この曲でいうと、サビ部分は特にガッと歌いたくなってしまう高さではあるので、
このときにしっかり身体で支えておかないと、息をたくさん吐いてしまうので、喉が締まる原因になりやすいかな。
酔っ払いまくってTMR熱唱してるときの私がだいたいそうです。
高音を安定して疲れず出すコツの一つとして、
「少ない息を効率よく使う」
っていうのを少しでも頭に置いて練習できるといいかも♪
4.Cメロ
・爆発する
一番言いたいことは、
「恋がこんなに苦しいなんて 恋がこんなに悲しいなんて
思わなかったの本気であなたを思って知った」
ということですよね。
きっと。たぶん。
いや。。。わかんないけど。
その曲の、一番言いたいことはここだ!っていうところを見極めておくのもポイント。
それが作った本人からしたら違う場所だったとしても、いいんです!
歌うのは自分自身なのだから!
なので、ここに全身全霊をかけて歌うべし。
「思わなかったの本気であなたを」
の部分が個人的にはめちゃんこ難しい。。
思わなかったのをガッツリ行った直後に「あなたを」で思いっきり下がるので、
声帯云々もそうだけど、気持ちの波の荒れっぷりがすごい。
荒れて歌わなきゃ雰囲気出ないし、それを制御できないと声出ないし。。。
これは歌いがいありまくりですよー!(悦
・「知った」に命をかける
大きな荒波が押し寄せたあとに、
死ぬほど切ない「知った」があって、そこからまたツヤッツヤなサックスソロに入るので、
そこに繋がないといけない。
Cメロがいかに情感に満ち満ちなパートであるべきかが伺える間奏ですね。。。
怖い。
「知った」をファルセット、息っぽい裏声で、これもAメロと同様聞こえないくらいに歌うとはなまるっ!
5.おまけ
・たたみかけのサビは声の続く限り
最後のサビまで来たらもう感情に任せるのが一番。
1番のペースをそれなりに守れていたら、そんなにしんどくない・・・・はずっ
とはいえ、ここでも息をこらえる感覚は保って、叫んでしまわないようには気をつけたいですね!
・困りまゆ
実はこれが一番言いたかったけど。
ミミタコだと思いますが、顔はとっても大事。
ニコニコしながらこの曲歌えない・・・ですよね?
くらいに、無意識的にも歌は歌う人の感情に働きかけるんだと思います。
それを更にグレードアップさせる意味で、切ない顔はやっぱ作るべき。
自然に切ない顔になる顔を、もっと底上げするべし。
というのも、顔にもいっぱい筋肉があって、目の周りの筋肉も声を作る筋肉群に密接に関わってくるもの。
眉毛を上に上げると高い声が出やすい・・とかってたまに聞くと思いますが。
顔の筋肉を自由に動かすことで、声を思う方向へ導いてあげるつもりで。
・「泣き」を使う
泉さんが得意のやつですね!
いろんなアーティストの方が使われる「泣き」「クライ」とか言われるやつ。
あえてブレイクさせることで、歌に表現力をつける技法?みたいな・・・
ブレイクっていうのは、くっついてる声帯を割って、ひっくり返すやつ。
発声練習ではひっくり返らないように調整することがほとんどですが、
表現の一つとしてあえてこういったナチュラルなブレイクを使っていくのもとっても大切。
クリアボイスのV系好き男子たちはみんなこの泣きがうまいんですよねぇ。。
これ使いこなすとかっこいいよね!
注意点としては、これが習慣になってしまいすぎると、鼻に逃がす空気をコントロールできにくくなるので、
ヘッドボイスがファルセットに寄りがちになるかな。。
この辺はまた!!
6.まとめ
テンポのある曲も難しいけど、
こういった珠玉系もやっぱ難しいですね。。
やはりどんな曲も、歌いこなすにはいろいろな観点からいろいろな練習が必須。
でも、「難しい~無理~」ってならないで。
私だって毎日紅蓮華かっこよく歌えるようになるためにめちゃめちゃ悩んで悪戦苦闘してるんだから!
歌える気がしないけど、歌いたいと思うから、できることは頑張ろうかなぁと思います。
一緒に頑張りましょうー♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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