2019.04.09クリバカ日誌-生徒と先生の日々
ジウコの何でもBEST5~映画~
こんにちは。
大阪梅田のボイストレーニングスクール、クリアボイスミュージックスクールの谷本恒治ことジウコトモニタです。
またまた誰が興味あんねん!という、映画BEST5。
何を隠そう、私ジウコ、熱狂的レオ様ファンなので(ミーハーな感じではなく、「セリフがなくても顔だけで演技できる役者」が好きで、ディカプリオの映画は、その何とも言えない表情に注目して観ていただきたい)、純粋にBEST5を選ぶとレオ様の映画が独占してしまうので、あえてレオ様の映画は一つに絞って。
例によって(“例に”と言うほど読まれているのだろうか…)思いついた順です。
仮面の男/レオナルド・ディカプリオ
1998年の作品。
1998年!?
レオ様24歳!
この若さでこの存在感!
-以下、多少ネタバレ注意-
傍若無人ぶりを発揮する極悪非道なルイ14世、それを見かねた三銃士が、世には知られていないルイの双子の兄弟を王に迎え入れようと計画を立てる。しかし、かつての同志で、今はルイの側近として仕えるダルタニアンがそれに反対する。
双子の兄弟の行方は?そしてダルタニアンの取った行動は?
んー、レビュー下手。。
この映画でレオ様がルと弟フィリップの一人二役を演じるんですが、傲慢なルイに対してフィリップは真逆な大人しく控えめな性格。
この対称的な二人を同時に演じるこの演技力!
顔つきから話し方から全く別人を演じきっているので、「顔だけで演じる」レオ様を是非観ていただきたい。
そしてダルタニアンには知られざる過去が…
ストーリーも劇的でめちゃくちゃ面白い映画です。
シークレット・ウインドウ/ジョニー・デップ
スティーブン・キング原作。
スティーブン・キングのサイコ的な作品はたまらん。
モロ見せる、モロ伝えるのではなく、あえて見せずに想像させる感じは、日本人好みなのではないでしょうか?
売れっ子作家のモートの前に「俺の作品を盗んだ」と言いがかりをつける謎の男シューターが現れる。
シューターは盗作を認めろ、と執拗にモートに嫌がらせを続ける。
モートはその作品が自分のオリジナルであることを証明するために奔走するが
、次々と奇妙な出来事が起きる。
果たして、モートの運命は?シューターは一体何者なのか?
ってな具合に進んで行くんですが、作品を見ながら徐々に「ん?」「これはもしかして…」と予想をしながら見られるところが面白い。
そして、ただただジョニー・デップがカッコいい。
シザーハンズとか、チャーリーとチョコレート工場とか、パイレーツ・オブ・カリビアンとか、キャラクターものの役が多いイメージですが、この“素”なジョニー・デップを是非観ていただきたい。
ミザリー/ジェームズ・カーン
スティーブン・キングの名前が挙がった(自分で挙げたのですが…)のでもういっちょ。
出ました、スティーブン・キング原作&ロブ・ライナー監督のゴールデンコンビ!
スタンド・バイ・ミーで有名になった(?)コンビですね。
ちなみに、BEST5と言っておきながらここには挙げませんが、世界で一番好きな映画はスタンド・バイ・ミーです。
あまりにも有名過ぎるからいいか、と思いまして…
で、このミザリー。
大人気小説「ミザリー」シリーズの作家ポールは、ミザリー最終章を書き終えた後、自動車事故で重傷を負う。
そんな彼を助けたのが、彼の大ファンであるという女性アニー。
彼女はポールを自宅で看病しながら、彼のミザリー最終章をこっそり読んでしまう。
その内容に納得できない彼女は、ポールを監禁し、原稿を書きなおすように命じる。
果たして、ポールは脱出することができるのか…?
みたいな。
1990年の映画で、そこまで古くはない時代なのですが、あえて近代的な映像処理やグラフィック的な技術は使っておらず、それがまた逆にリアルな雰囲気を出していてスリリング。
アニー約のキャシー・ベイツの狂気じみた演技は見ものです。
ファイトクラブ/ブラッド・ピット
それなりの会社に勤め、それなりの暮らしをしながらも、どこか虚無感を覚えるエドワード。そのせいもあって長らく不眠症が続いている。
そんなある日、飛行機でたまたま隣に居合わせたタイラー(ブラッド・ピット)と意気投合する。
彼は石鹸の製造・販売を行い、エドワードとは正反対の破天荒な毎日を送っていた。
家もボロボロの空き屋に勝手に住み込み、自由奔放に暮らすタイラーに徐々に惹かれていくエドワード。二人は「ファイトクラブ」という、言わば喧嘩サークルのようなものを作る。
「ファイトクラブ」は順調に大きくなっていくが、のちにエドワードは、タイラーの「メイヘム計画」というテロ計画を企てていることを知る。
なんとか計画をストップするため、タイラーを説得しようとするが、タイラーはなぜか行方をくらます。
果たして…
的な。
この映画はいきなりエドワードがタイラーに銃を口に突っ込まれているシーンから始まり、「なぜこうなったかと言うと…」と、エドワードのナレーションで物語が進んでいく。
音楽で言えばサビから始まる、みたいな感じなのかな。その前もその先も知りたくなる始まり方。
監督はデビッド・フィンチャーで、ブラッド・ピットとは「セブン」「ベンジャミン・バトン」でもコンビ?を組んでいますが、個人的には、この「ファイトクラブ」や「セブン」といった、サイコ的な彼の作品が大好きです。もちろん、「ベンジャミン・バトン」も、BEST5に入れようか悩むところ。
これも途中「ん?」「ん?」が重なり、徐々に答えが分かって行く感じで非常にスリリング。
ジョンQ/デンゼル・ワシントン
ミスター泣かせ俳優。勝手に言ってます。
この映画は、何回観たことか…
そして、何回観ても、毎回同じ量の涙が出ます。
平穏で愛に満ち溢れた暮らしを送るジョンとその家族。
ところがある日、息子のマイクが突然倒れる。彼は重い心臓病で、今すぐ心臓移植をしないと何日持つか、という緊迫した状態。
しかし、ジョンの所得では心臓移植は保険適用外。実費だととてつもない金額に。
病院は「現金前払いが手術の条件」と難題をジョンに突きつけます。
車を売り、家具を売り、資金調達を試みますが、到底その額には届かない。
意を決したジョンは医師と患者を人質に病院に立てこもります。
ジョンの要求は通るのか…マイクの命は…
書いてるだけで泣きそう。
泣きたい人は是非観てください。これを観て泣かない人は絶対にいません。
誰が興味あるんやろうか…
懲りずにまた何でもBEST5やります。
めげへんで。
クリアボイスミュージックスクール
谷本 恒治