ジウコトモニタ(谷本恒治) クリアボイスミュージックスクール代表 数多くのプロミュージシャンのボイストレーニングを担当し、 TVなどでも紹介される。 発声のメカニズムなど確かな知識に基づいた的確な指導で、 現在も全国各地から受講生が集まっている。

音痴を直したい…

友達にカラオケ誘われるのが億劫だ…

 

それ、僕もでしたw

 

「でも付き合いもあるし、そろそろ断りにくくなってきた」

なんていう時期に差し掛かったアナタ！

 

音痴は直ります！

 

今回は音痴を直すたった1つの方法をご紹介します。

 

この記事で分かること
・音痴の治し方、練習方法
・そもそもアナタが音痴ではないということ

 

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音感とはただの「記憶力」

絶対音感なんてものは存在しない！

いまだにTVで「絶対音感の持ち主！」なんて出てきたりしますよね？

 

あれ、ただの記憶力ですから。

 

例えば牛丼屋の店員がお椀にご飯をよそって、ピッタリ180gを叩き出す、なんてシーンもよく見かけます。

 

絶対牛丼感ですか？

 

そう、ただの「慣れ」です。

音を聞き慣れれば誰でも覚えます。

 

 

音程＝訛り

現にあたたは今日本語を話し、それぞれの地方の「イントネーション」を使いますよね？

 

「イントネーション」こそが「音程」です。

友達や家族の中で、あなただけ「おはようございます」のイントネーションがおかしいことはないですよね？

 

それはあなたがご両親や親せきや友人の「おはようございます」の“音程”を聞いて記憶したからに他なりません。

 

この「慣れる」という作業を繰り返すだけでいいんです。

 

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自分の声にも慣れる

肝心の“答え合わせ”を疎かにしているかも？

実は「慣れる」作業にもう一つ重要な工程があります。

 

それが、自分の声にも慣れるということです。

 

上手く音程が取れない人に多いのが、自分の声をあまり聞いていない人。

 

そういった方におすすめな練習方法があります。

 

リピートアフターミー

先述の「おはようございます」という言葉、どうやってマスターしました？

 

おそらく、ご両親や親せきの方が「おはよう」と言っているのをまず「聞いて」、それから自分で「真似て」みたのではないでしょうか？

 

そう、英会話の「Repeat after me!」というヤツです。

 

例えば優里さんの「ドライフラワー」を練習するとしましょう。

それこそ「おはようございます」程度の長さに区切って、

 

優里「多分私じゃなくていいね」

あなた「多分私じゃなくていいね」

優里「余裕のない二人だったし」

あなた「余裕のない二人だったし」

 

という風に一回一回止めてリピートアフター優里をしてみましょう。

「あれ？なんか違う気が…」という部分は々練習しましょう。

 

きっと「おはようございます」同様、記憶してくはずです。

 

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実は耳が良い

情報を取り込み過ぎている

「私(僕)、音痴なんです…」

とレッスンに来られる方で、実際に音痴だった人を、僕はこの16年間でほぼお会いしたことがありません。

 

ではなぜ歌うと上手く音程が取れないのか？

 

それは、

 

聞きすぎていることが原因です。

 

よくあるのが、カラオケに合わせて歌って全然違うところを歌ってしまう。

でも一聴すると全然違うようで、実はコード(和音)の音を聞いているんです。

 

コードとは、ギターやピアノのCとかAmとかいうやつです。

 

例えばCというコードは「ド・ミ・ソ」、Amは「ラ・ド・ミ」という複数の音で形成されています。

 

これを聞き過ぎてしまって、例えばメロディーがドなのに、Ｃのコードの「ミ」をとらえてしまって、つられてミを歌ってしまう、という感じです。

 

これ、案外多くみられるパターンです。

 

 

練習方法

聞きすぎてしまうことが原因である可能性が出てきました。

それなら、まずは音数を減らしてみましょう。

 

今ならYouTubeで「ファーストテイク」なんてのがあったりします。

実際にリリースされた音源よりもシンプルな音構成で聞けるので、つられるリスクが少し減ります。

 

好きな曲で「ファーストテイク」バージョンがあれば、それを聞いて「リピートアフターミー」してみましょう。

 

もう一つ大変手間な練習方法がピアノ(アプリなど)で、メロディーを耳コピして弾いてみる、という方法です。

 

先述の「ドライフラワー」であれば、

「こーえもー　かーおもー」

が

ソーファ#ソー　ラーソレー

です。

 

そのピアノ(アプリ)の音をまた改めてリピートアフターミーするワケです。

 

 

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか？

先にも書きましたが、「私、音痴なんです」に音痴がほぼいない説。

 

これは、元音痴の僕が断言します。

 

ガチの音痴は自分では上手く歌えていると思っています！

 

つまりあなたが音痴だと自分で思うのは、それだけ「音を外している自覚がある＝音をちゃんと聞けている」ということです。

 

音の取り方、聞き方については、また別の記事で紹介させていただきますが、ひとまずリピートアフターミー作戦を試してみてください。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

是非他の記事もご覧ください。

 

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