2019.02.22お知らせ
ボイトレ体験レッスンでどんなコトするの?
こんにちは。
大阪梅田のボイストレーニングスクール、クリアボイスミュージックスクールの谷本恒治ことジウコトモニタです。
我がスクールでは、体験レッスンなるものを随時受け付けております。
本格的(自分で言うか!)ボイストレーニングを超安価で受けていただける、贅沢な時間。
でも、実際に
「ボイトレってどんなコトするの?」
「先生ってどんな人?」
ってことが分からなければ、なかなか「行ってみよう!」って思うのは勇気がいりますよね?
(実際僕も若かりし頃、ボイトレの無料体験を予約して、当日怖くなってブッチしてしまったことが何回かあります。本当にすみません…)
なので、どんな流れでレッスンが進んで行き、僕たちボイストレーナーが生徒さんのどういった所を聞き、どんなエクササイズを提案するのか、
大公開したいと思います。
まず、
「先生ってどんな人?」
こんな人です。
「どんなコトするの?」
簡単な流れはこんな感じです。
①チェック
1.目的・目標などをヒアリング
2.音域・声量・ブレイクポイント(後述)などチェック
3.歌唱時の癖・長所などをチェック
②トレーニング
1.声を出しやすくするウォーミングアップのご紹介
2.今の発声の悪い癖を改善
3.アナタの本来の声を引き出すための強化
③再チェック
1.歌の中でどのような意識が必要か
2.トレーニング前と後でどう変わったか
3.今後どういったトレーニングが必要か
といった具合。
では詳しく。
①チェック
1.目的・目標などをヒアリング
ボイトレに通う目的は様々。それに応じて、トレーニング方法やペースなどを考えないと、極端な話、「歌よりも会議で通る声にしたい」という方に、ひたすら裏声の練習をしても退屈極まりないですよね?
「この曲が歌えるようになりたい」「いついつにオーディションがあるから、それまでになんとかしたい」などをお聞かせいただき、レッスンプランをご提案させていただきます。(もちろん具体的に決まってなくてもOK。「なんとなく、やってみようかな、と思って」という方もたくさんいらっしゃいます)
2.音域・声量・ブレイクポイントなどをチェック、3.歌唱時の癖・長所をチェック
ブレイクポイントは地声と裏声が切り替わってしまうポイントのこと。
音域、声量にも繋がる所ですが、ブレイクが早い(比較的低めの音程で切り替わる)か、遅い(比較的高めの音程で切り替わる)か、もしくはない(ミックス)か、を聞き分けます。
ブレイクが早い…甲状披裂筋の力が弱い可能性があるので、強化する必要がある。
ブレイクが遅い…甲状披裂筋が頑張り過ぎている可能性があるので、少し緩める必要がある。
それらを引き起こす原因がどこにあるかを、判断するワケです。
息の量は適切か…多い、または少ない
甲状披裂筋が使えているか…強い、または弱い
輪状甲状筋が使えているか…強い、または弱い
外喉頭筋の動きはどうか…硬くなっている、または弛緩できている
当然、ブレイクが遅いと、音程が上がるにつれて声帯はどんどん硬くなっていくので、振動しにくくなる。(声帯が完全に閉じると息は止まります。当たり前の話。なので、閉鎖が強ければいいというものではない。これも上記をクリック)振動しないので頑張って行きの量を増やす。息の量を増やせば声は大きくなる。あるいは息を出そうとすればするほど、声帯は「閉じなきゃ」と頑張り、振動が小さくなり、声が細くなる。※声が細い原因にはこの現象の可能性も十分考えられます。これをやみくもに「喉使ってるね。お腹から声出して!」なんて無茶苦茶言うから上手くならないんです!大変危険な練習法なので今すぐやめましょう!(空気の使い方、体の使い方はまたおって…)
そして外喉頭筋については、急に改善できるものではないし、特に甲状舌骨筋、咽頭収縮筋なんかは、外から触れても分からない筋肉なので、なかなか意識しにくい。
なので、クリアボイスでは、外喉頭筋に力が入るのは、息の量、内喉頭筋の使い方が上手くいっていないことが原因と考え、外喉頭筋をどうこうするよりもまず、内喉頭筋をしっかりと鍛えてやり、体に「なんだ、これで出せるやん」と反応させていくことを最初に行います。
その上で、より発声のクオリティを上げていくために、必要に応じて外喉頭筋の弛緩トレーニングを入れて行きます。
若干脱線した感もありますが、それらを瞬時に判断し、
②トレーニング
1.声を出しやすくするウォーミングアップのご紹介
2.今の発声の悪い癖を改善
3.アナタの本来の声を引き出すための強化
に入っていきます。
何やら難しいことを言っておりますが、専門用語なんかはすっ飛ばして、「こうやったらいいんだ」と感じてもらうだけでOK。
「難しいこと考えずにやってみよう」的な動画がコチラ
ここでの内容は一人ひとり違ってくるので、具体的に「こうやります!」という説明は出来ないのですが、クリアボイスのボイトレの基本は遠回りしないこと。
先に述べた、まず外喉頭筋を緩めましょう、も、間違ってはないし、むしろ正しいことではあるけど、長年の経験上、かなり遠回り。
ひとしきりトレーニングしたらもう一度
③再チェック
1.歌の中でどのような意識が必要か
よくあるのが、発声法は分かったけど、実際に歌にどう使うの?ということ。バットの握り方、スイングを教えてもらっても、実際に外に逃げるスライダーに対して、インハイのストレートに対してバットをどう出せばいいのかが分からなければ試合で結果を残せないのと同じ。
出た!野球例え!
できもせんクセに!
なので、曲を歌ってもらい、「ここのフレーズでこんな発声の意識をするんだよ」的なアドバイスをさせていただきます。
2.トレーニング前と後でどう変わったか
そして、一番初めに歌ってもらった時との違いをチェック。
もちろん、すぐに劇的に変わる人もいれば、「そこまで上手く行かなかったけど、なるほど、コツは分かった」という人もいたり、効果の表れ具合は千差万別。
それを安定・強化していくために、
3.今後どういったトレーニングが必要か
という今後のレッスンプランを説明させていただきます。
声帯が強くなったら、その次に外喉頭筋を緩める練習をしましょう!
や、
息がもう少し強くなったら、その次に共鳴腔の使い方を学んでで活きましょう!
といった具合に、この先、レッスンがどんな風に進んで行き、どんな風に声が変化していくのかをご提案させていただきます。
と、いう感じ。
長え。。
それを簡単にまとめたのがコチラ
体験レッスンの流れ
体験レッスンは随時受け付けておりますので、是非お気軽にお申込みください。
では。
クリアボイスミュージックスクール
谷本 恒治
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